ライトサマーは、パーソナルカラー診断のなかでも16タイプに分類されたタイプの一つで、ブルーベースのなかでもとくに明るくソフトな色が似合うのが特徴です。
ブルーベースに似合う髪色にしたのになんだかぱっとしない…と感じた場合、ライトサマー向きではないカラーを選んでしまっている可能性があります。
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本記事では、ライトサマーとはどのような肌タイプなのかを紹介するとともに、ライトサマーにおすすめの髪色を解説します。
髪色選びに失敗したくないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
ライトサマーとは?
ライトサマーとは、パーソナルカラー診断におけるブルーベース・サマータイプの中でも、とくに明るくソフトな色が似合うグループです。
肌の色はピンク系や赤みがあり、透明感が強いのが特徴で、血色感が自然ににじみ出るような印象があります。
また、瞳の色もソフトで明るく、グレーがかったブラウンや優しい色味の人が多いため、全体的に淡く上品な雰囲気があるのが特徴です。
ライトサマーの特徴を知ることで、似合う髪色も見えてきます。
ここでは、ライトサマーの特徴や得意な色、苦手な色などを詳しく解説します。
ブルベの中でも明るく柔らかい色味が似合う
ライトサマーは、ブルーベースの中でも、とくに明るくて柔らかい色味との相性が抜群です。
ブルベ全体では青みを帯びた色が基本的に似合いますが、ライトサマーはその中でももっとも明度が高く、淡いカラーを得意としています。
具体的には、ミントグリーン、ライラック、ベビーブルー、スモーキーピンクといった、明るくやや白みがかった色が肌に自然に溶け込みます。
このようなカラーを髪色やメイク、ファッションに取り入れると、顔まわりを明るく、肌の透明感を引き立ててくれるでしょう。
ピンク系や赤みのある透明感のある肌
ライトサマータイプの肌は、ブルーベースの中でもとくに明るく、透明感が出やすいのが特徴です。
肌のベースにはピンクや赤みがあり、血色感が自然ににじみ出るような印象があります。
そのため、青みのある淡いピンクやソフトなローズカラーなど、肌と同系統の色を取り入れると、顔全体が明るく垢抜けた印象になります。
髪色選びの際だけでなく、コスメなどを選ぶ際にもぜひ参考にしてみてください。
瞳は明るいソフトブラウンやグレーがかった色
ライトサマーの人の瞳の色は、明るくやわらかいソフトブラウンやグレーがかった色味であることが多いです。
瞳の色が全体の印象に優しさや上品さを与えるため、強い色やコントラストの激しい色よりも、やわらかくトーンを抑えたカラーとの相性が抜群です。
髪色やメイク、ファッションにおいても、瞳の色と調和する色を選ぶと、自然で洗練された雰囲気を演出できるでしょう。
涼しげなパステルカラーやくすみ系の明るい色が得意
ライトサマーに似合うカラーは、涼しげで透明感のあるパステルカラーや、グレーがかったくすみ系の明るい色です。
このような色は、ライトサマー特有のやわらかい肌と瞳の印象と相性がよく、上品な雰囲気を引き立ててくれます。
たとえば、ペールブルー、ラベンダー、スモーキーピンク、ライトグレイッシュグリーンなど、彩度が低く、白を混ぜたような軽やかな色が似合います。
注意点として、暖かみのあるオレンジ系や濃いブラウン、派手なカラーはライトサマーとの相性が悪く、老け見えや違和感につながる可能性があります。
色選びでは涼しげ、やわらかい、明るいというキーワードを意識すると、失敗しにくくなります。
ビビッドカラー、暗く濃い色、黄みの強い色は苦手
ライトサマーの人は、鮮やかなビビッドカラーや暗く濃い色、黄みが強い色とは相性がよくありません。
このような色はもともと繊細で透明感のあるライトサマーの肌や瞳に対して強すぎる印象があり、顔色を暗く見せたり、違和感のあるアンバランスな印象になったりしてしまいます。
とくに、ビビッドな赤や濃いネイビー、マスタードイエローなどの強い色は、肌のトーンとのバランスがとりにくく、顔がぼやけたり、疲れて見えたりすることがあります。
また、黄みの強いゴールドやオレンジ系のカラーは、肌に黄ぐすみを起こす可能性があるため、避けた方が無難です。
強すぎる色は避けるという基本を守ることが、ライトサマーに似合う色を選ぶ際には大切です。
ライトサマーにおすすめの髪色の選び方
ライトサマーの髪色選びは、肌の透明感や瞳の色とのバランスを意識することが大切です。
まずポイントになるのは、黄みを抑えた色味を選ぶこと。 黄みが強いと肌がくすんで見えるため、アッシュ系やベージュ系の柔らかい色がおすすめです。
次に彩度が高すぎない、ややくすんだトーンを選ぶことで、肌の赤みや透明感とのバランスがとりやすくなります。
また、明るめのトーンを選ぶと、髪に自然な透け感が生まれ、軽やかな印象になるでしょう。
ここでは、このようなライトサマーにおすすめの髪色選びのポイントを詳しく解説します。
黄みを抑えたアッシュ系やベージュ系を選ぶ
ライトサマーはブルーベースの肌タイプなので、黄みが強い髪色は肌の透明感を損ない、顔色がくすんで見えてしまいます。
そこでおすすめなのが、黄みを抑えたアッシュ系やベージュ系のカラーです。
アッシュ系は青みがかったグレー系の色味で、肌の赤みや青みとのバランスがとりやすく、涼しげな印象にしてくれます。
ベージュ系も柔らかく自然な色合いで、ライトサマーの肌に馴染みやすく、優しい雰囲気を演出してくれるでしょう。
ミルクティーベージュやラベンダーベージュなどはトレンド感もある人気のカラーです。
黄みを抑えた色を選ぶと、顔全体が明るく柔らかく見える効果もあります。
黄みが強い色よりも色落ち後も自然に見えるので、長く美しい髪色を維持しやすいのもメリットです。
彩度が高すぎない、ややくすんだトーンを選ぶ
ライトサマーに似合う髪色は、彩度が高すぎず、ややくすんだトーンかどうかががポイントです。
くすみカラーとは、彩度を抑えて柔らかく落ち着いた色味のことで、肌の赤みや青みとバランスよく馴染みます。
たとえば、グレージュやスモーキーピンク、ラベンダーグレージュなどが代表的なくすみカラーです。
鮮やかすぎるビビッドカラーや強い原色は、ライトサマーの肌には浮いてしまい、顔色を悪く見せることがあります。
逆にくすみトーンは、ナチュラルで洗練された印象を与え、季節を問わず馴染みやすいのでおすすめです。
ライトサマーの美しさを引き立たせる髪色を選ぶときは、彩度のバランスを意識して、やや控えめなくすみ系カラーを選ぶようにしましょう。
明るめトーン(10~12トーン)を基準にする
髪色の明るさを示すトーンで、ライトサマーにおすすめなのは10~12トーンの明るめの色です。
明るめのトーンの髪色は、髪に透明感だけでなく軽やかさも与えてくれて、肌のツヤ感や清潔感をより引き立ててくれます。
とくにライトサマーの方は、髪色に透け感があると顔全体が明るく見え、若々しい印象に仕上がります。
10~12トーンの髪色のなかでも、ミルクティーベージュやアッシュベージュなど、柔らかくて自然な明るさのあるカラーがおすすめです。
また、明るめのトーンはシックなファッションにもカジュアルなファッションにも合わせやすく、オンオフ問わずおしゃれを楽しめるのもメリットの一つです。
反対に、暗すぎる色は顔が重く見えたり、肌の透明感を損ねたりする可能性があるので避けたほうが良いでしょう。
職場や学校の指定で明るめのトーンにできない場合は、アッシュやラベンダーなどを取り入れて髪が重たい印象にならないのを意識するのがおすすめです。
地毛に近い自然な透明感を意識する
ライトサマーの髪色選びでは、地毛に近い自然な透明感を意識することが大切です。
無理に派手な色や暗すぎる色に染めると、肌とのバランスが崩れ、顔と髪がちぐはぐな印象になってしまいます。
自然な透明感を出すことで、肌の赤みや青みを引き立て、顔全体が明るく健康的に見せることが可能です。
地毛に近い色味のカラーリングはブリーチ不要なので、ダメージを抑えながらヘアカラーを楽しめるのもメリットの一つです。
ブリーチの回数を抑えたり、透明感を演出するヘアカラー剤を選んだりして、髪質を守りながらおしゃれなヘアカラーを楽しみましょう。
事前に髪色をシミュレーションする
ライトサマーにおすすめの髪色を紹介してきましたが、初めてのカラーにチャレンジする際は失敗しないかが心配ですよね。
そこで、事前にシミュレーションをして自分に似合う髪色を探すこともおすすめです。
カメラアプリのYouCamメイクは、写真をAIに読み取らせて、さまざまなシミュレーションを楽しめるアプリです。
YouCamメイクに自分の写真を取り込み、編集のヘアカラーのモードから、さまざまな色味をシミュレーションしてみましょう。
▲ライトサマーに似合う髪色をチェック
ヘアモデルではなく自分の写真で髪色をチェックできるので、肌との相性や普段のファッション、メイクとの相性などもチェックできます。
YouCamメイクでは、髪色のほかにもヘアスタイルや前髪、メイクなどのシミュレーションもできます。
ライトサマーの魅力をもっと引き立てる方法を知りたい方は、ぜひYouCamメイクのシミュレーションを参考にしてみてくださいね。
ライトサマーにおすすめの明るめ髪色
ライトサマーにおすすめの髪色のなかでも、明るめの髪色を5つ紹介します。
ミルクティー
ライトサマーの明るい印象にぴったりなのが、ミルクティーカラーです。
しっかりブリーチをする必要がありますが、その分明るい髪色がライトサマーの肌によく映え、お人形のような愛らしい印象に仕上がるでしょう。
ピンク
明るいピンク系のカラーも、ライトサマーにおすすめの髪色です。
アッシュやラベンダーを混ぜ、黄みを減らすことで、ライトサマーにぴったりのすっきりとしたカラーリングを楽しめます。
アッシュベージュ
ベージュにアッシュ系のカラーを混ぜたカラーです。
ライトサマーの透明感を引き出し、肌をきれいに見せるだけでなく髪にもツヤ感をプラスしてくれます。
ラベンダーグレー
一見すると暗めカラーですが、実際にはかなり明るめの印象を与えられるカラーです。
明るい髪色ではありますがトーン自体は落ち着いているので、大人っぽい顔立ちの方にもおすすめです。
ピンクベージュ
ホワイト系のカラーの割合を多くしたピンクベージュも、ライトサマーの透明感を引き出せる髪色です。
しっかりブリーチをしてから入れることでよりピンクが映え、肌全体を明るい印象にしてくれるでしょう。
ライトサマーに似合う暗め髪色
ライトサマーにおすすめの髪色のなかでも、暗めの髪色を紹介します。
職場や学校の規定でなかなか明るい色にできない方でも、ライトサマーならではの透明感を引き出せるカラーを楽しみましょう。
ダークブラウン
ダークブラウンでも、青みを強めに、かつ黄みを抑えたカラーを選ぶと、ライトサマーの明るい印象をより際立たせてくれるカラーになります。
ショートや薄めの前髪にして、暗めの髪色でも重たくなりすぎないようにするのもおすすめです。
モーヴブラウン
ややラベンダーみのある暗めのブラウンカラーです。
日光に当たると透明感が出て、ミステリアスな印象に仕上げることが可能です。
ネイビー
青みの強いネイビー系のカラーも、ライトサマーの魅力を引き立ててくれる髪色です。
肌を白く見せてくれる効果もあるので、はかない印象にしたいという方にもおすすめです。
ダークアッシュ
日光に当たるとややブラウンみが感じられ、室内ではツヤ感のある黒髪風の印象を楽しめるのがダークアッシュです。
ライトサマーの明るくややカジュアルな印象にもぴったりの暗めカラーです。
ワインレッド
暖色系のカラーにしたいライトサマーの方におすすめなのが、ワインレッドです。
赤ではあるものの青やラベンダーも入っているので、ライトサマーの透明感を損なうことなく暖色カラーを楽しめます。
まとめ
ライトサマーは、ブルべのなかでも明るく透明感が感じられるのが特徴で、白みがかったカラーなどがよく似合います。
髪色を選ぶ際も、ライトサマーの肌や瞳の魅力をより引き出せるような色選びをするのがおすすめです。
自分に似合う髪色がわからない、失敗したくないという方は、事前のシミュレーションもおすすめです。
カメラアプリのYouCamメイクでは、無料で簡単にヘアカラーのシミュレーションができます。
髪色のシミュレーションだけでなくコスメやカラコンなどの色選びにも役立つYouCamメイクを、ぜひチェックしてみてください。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 美容部
美容&ファッション業界に最先端のAIサービスを展開するパーフェクト株式会社の美容部員。トレンドのメイク・ヘアカラー・ネイルデザイン・パーソナルカラーなどについて幅広く発信。