シンプルなのにどこかエモくて可愛いドット絵は、いつの時代も色褪せない人気がありますよね。
最近ではイラストや写真をピクセル風に変換できるツールで簡単にドット絵が作れます。
そこで今回の記事では、イラストをドット絵にするおすすめアプリ&サイト6選とその使い方を紹介します。
イラストをドット絵にする方法とは?
ドット絵とは、小さなピクセル(画素)を並べて描かれたデジタルアートのことで、別名「ピクセルアート」とも呼ばれています。
イラストをドット絵にする方法は主に2つあげられます。
- 手作業でコツコツドット絵を作る
最終的なドット絵のサイズ(例えば32x32ピクセル)を決めて、元の絵を見ながら、点をひとつずつ置いていきます。キレイにできますが時間はかかります。 - ドット絵変換ツールで作る
スマホアプリやオンラインツールに元のイラストをアップロードして変換するやり方です。
ドット絵は 1ピクセルずつ手作業で配置して描くのが特徴ですが、現在では普通のイラストをドット絵に自動変換するツールやAIが登場しています。
【無料】イラストをドット絵にするアプリ3選
1位:イラストを様々なドット絵に変換できるアプリ『YouCam AI Pro』
『YouCam AI Pro』は、画像を1枚アップロードするだけでイラストをドット絵にすることができるアプリです。
▲イラストから様々なドット絵を生成
元のイラストとの類似度(画像の荒さ)なども選択可能で、8bit風・16bit風・モザイク風 など、さまざまなスタイルのドット絵を作成できます。
▲3Dレゴ風のドット絵
2Dのドット絵だけでなく、このようにレゴ風の3Dドット絵の生成も可能です。
ゲームのキャラクターやSNSのアイコン作成にもおすすめですよ!
2位:イラストや写真をさくっとドット絵にするなら『BeautyPlus』
自分のイラストや写真をエフェクトでさっとドット絵にするならおすすめなのが『BeautyPlus』です。
モザイク風のドット絵、ビデオゲーム風のドット絵、2Dレゴ風のドット絵など、イラストを様々なピクセルアートに変えることができます。
自撮り写真をドット絵にするなど、遊び感覚で使いたい人におすすめです。
3位:イラストをレトロなドット絵にする『8bit Painter』
『8bit Painter』は、初心者でも簡単にドット絵の作成ができる専用アプリです。
自分で一マス一マスを色塗りしてお絵描き気分でドット絵を作ることができるほか、描いたイラストや画像をインポートしてドット絵にすることも可能です。
NFT アートを作りたい人はもちろん、アイロンビーズやクロスステッチの図案を作りたい人にも最適です。
【無料】イラストをドット絵にするサイト3選
1位:AIがイラストをドット絵にする『YouCam画像編集ツール』
『YouCam画像編集ツール』は、AIでイラストをドット絵や粘土アート、水彩画など様々なスタイルの画像に変換できるオンラインツールです。
レトロゲームドット絵風、3Dドット絵風など平面だけでなく立体的なドット絵の生成も可能です。
多くのドット絵作成ツールでは、正方形のピクセル画像しか作れないことがほとんどですが、このツールではスマホの画面サイズやYouTubeのサムネサイズなどのドット絵作成にも対応しています。
▲富士山のイラストをドット絵に
▲東京タワーのイラストをドット絵に
YouCam画像編集のドット絵変換は、イラストを忠実に再現してくれるので、詳細部分もきちんとピクセル化してくれます。
イラストをあまり変えずにドット絵に変換させたい人にはおすすめのツールです。
2位:イラストをどんなドット絵にしたいか選べる『Pixel Art Converter』
『Pixel Art Converter』は、無料で使えるドット絵変換ツールです。
イラストをドット絵にする際に、ピクセルの数字を選択すると、表示される画像の解像度を調整することができます。
ドット絵作成ツールのほかに、ドット絵アイコン素材がダウンロードできるページや文字のドット絵変換機能も用意されており、さまざまなアートを作成できます。
3位:シンプルで使いやすいイラスト変換ツール『ドット絵ナニカ』
とにかく使いやすさで選ぶなら、初心者でも簡単にイラストをドット絵にできる『ドット絵ナニカ』がおすすめです。
このツールでは、自作のゲームや刺繍、ビーズアートなどで使えるドット絵の設計図をイラストや写真から生成可能です。
「どうぶつの森モード」をクリックすれば、あつまれどうぶつの森のマイデザインを作ることもできます。
イラストをドット絵にする方法
イラストをドット絵にするなら、様々なスタイルのドット絵が作成できるアプリ『YouCam AI Pro』がおすすめです。
画像をアップロードするだけで、イラストをそのままレトロで可愛いドット絵に変換できます。
ここでは、さっそく『YouCam AI Pro』で イラストをドット絵にする方法を紹介します。
ステップ①アプリを開く
まず、『YouCam AI Pro』を開きます。
【写真を追加】と書かれたボタンをタップします。
ステップ②イラストを追加
ドット絵にするイラストをアップロードします。
画像の重さを【高】にすると、より元のイラストに類似したドット絵が生成されます。
画素数が荒め(ドット数が少なめ)のドット絵を生成したい場合は、画像の重さを【低】に調整しましょう。
ステップ③テキストを入力
【プロンプトを入力してください】と書かれた箇所に、イラストの特徴を簡単に日本語で入力します。
ステップ④スタイルを選択
次に、【スタイル】から「ピクセル」を選択します。
「ピクセル」では、イラストをレトロなゲーム風のドット絵にすることができます。
3Dのドット絵にしたい場合は、「トイブロック」を選択します。 スタイルを選んだら、【生成】をタップします。
ステップ⑤ドット絵に変換
このように、イラストが可愛いドット絵になりました!
作ったドット絵を保存すれば完了です。
ドット絵の種類
ひとことにドット絵といっても、いろいろな種類があります。
ここでは、ドット絵の種類を画像付きで紹介します。
どの種類のドット絵を作りたいかによって、選ぶべき作成ツールも異なるので、参考にしてみてください。
レトロゲーム風のドット絵
レトロゲーム風のドット絵は、1980年代の「スーパーマリオブラザーズ」に代表されるファミコンゲームで使われたスタイルの低画質画像です。
ピクセルがはっきりと見えることが特徴で、8bitや16bit風の懐かしい雰囲気を持っています。
- おすすめツール:8bit Painter、Pixel Art Converter
3D風ドット絵(ボクセルアート)
ボクセルアートは、ドット絵を立体的に表現したスタイルです。
「Minecraft」のようなゲームが代表的で、ドットがレゴのような見た目の3D状になっているのが特徴です。
奥行のある3D空間で使用しやすいため、最近ではメタバースやVRコンテンツでも活用されています。
- おすすめツール:YouCam AI Pro
モザイク風のドット絵
モザイク風のドット絵は、写真を大きめのピクセル単位で表現し、あえて解像度を下げたようなデザインにする手法です。
アートとして利用するにはもちろんのこと、プライバシー保護のためにも使われています。
- おすすめツール:BeautyPlus
まとめ
以上、今回の記事ではドット絵変換アプリ&サイト6選とイラストをドット絵にする方法を紹介しました。
自分が描いたイラストがドット絵になるなんてなんだか面白いですよね。
上でご紹介したツールは、いずれも画像をアップロードするだけで簡単にドット絵に変換できるものばかりです。
ぜひ、ご自身のイラストをゲームのようなドット絵にしてみてくださいね。
この記事の監修者
PERFECT株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。