最近、SNSでAIを使った顔入れ替え動画を投稿するのが話題です。
よくMVに芸人の顔をはめ込んだパロディ動画を見かけますよね。
実は、顔交換動画はアプリやサイトを使えば誰でも簡単に作ることができます。
そこで、今回の記事では動画の顔だけ変えることができるおすすめアプリ&サイト6選をご紹介します。
動画の顔入れ替えとは?
動画の顔入れ替えとは、AIで動画内の人物の顔を変える編集方法です。
最近では、AI技術の進化で動画の顔入れ替えが驚くほどリアルになっています。
AIが元の動画の顔を細かく分析して、新しい顔を自然に馴染ませるので、まるで最初からその人が動画に出ていたかのような仕上がりが可能です。
よく見かける活用法は、動画の顔入れ替えツールを使って自分や友人の顔を著名人やアニメキャラクターの顔に変えて、ユニークなミーム動画などを簡単に作成することができます。
動画の顔だけ変えるアプリおすすめ3選
ここでは動画の顔だけを変えられるアプリを紹介します。
ランキング評価の基準にしたポイントは以下の項目です。
- アプリの使いやすさ
- 機能の充実さ
- ユーザーレビュー
- 安全に使用できるか
編集者が実際にアプリを使用して検証しています!
1位:動画の顔を自然に入れ替え『YouCam Video』
『YouCam Video』は、動画の顔を自然に入れ替えられる動画編集アプリです。
合成動画だとは思えないクオリティの顔差し替え動画を作成できます。
✅動画の顔を自然にはめ込む
▲動画の顔を入れ替える様子
このアプリでは、人物の写った動画に写真を1枚アップロードすることで、写真の人物の顔を動画に合成することが可能です。
顔認識に特化したAIが、動画中の
- 顔の輪郭
- 表情
- 性別
- 年齢
を自動で認識し、違和感なく別の顔に差し替えてくれます。
✅複数人動画の顔も同時に差し替えOK
▲複数人動画の入れ替えにも対応
また、複数の人が写った動画の顔の入れ替えもできます。
AIが複数の顔を同時に追尾してくれるため、なりたい人物を選択するだけで、すぐに自分の顔を相手の顔と変えることができます。
✅動画の顔入れ替え用テンプレートが豊富
▲豊富な動画素材
動画の顔だけ変える機能を始めて使う人は、アプリ内のテンプレートを使うのもおすすめです。
- ダンス動画
- 映画の主人公
- セレブの動画
など、様々なカテゴリーの動画素材テンプレートで顔だけ変えることが可能です。
もちろん、ご自身の動画で顔交換することもできます。
2位:動画の顔を他人と差し替え『Reface』
『Reface』は、動画の顔入れ替え加工に特化したビデオ編集アプリです。
顔交換した動画をGIFとして保存できるので、SNSでシェアするのにも便利です。
動画の顔入れ替え機能の他にも、自分の顔をこどもの顔にできる機能やアニメ化する機能など、AIを駆使した動画加工が楽しめます。
3位:ダンス動画の顔を変える『Mivo』
『Mivo』は、音楽付きの映像テンプレートで顔入れ替えダンス動画を作れるアプリです。
このアプリの顔入れ替え機能を使えば、ダンスが苦手な人でも簡単にプロダンサーに生まれ変わったような面白動画を生成できます。
人気のトレンドに合わせて新しい動画テンプレートが次々と更新されるので、TikTokやYouTubeでバズりたい人は、ぜひチェックしておくといいでしょう。
動画の顔だけ変えるサイトおすすめ3選
次に、動画の顔を変えるおすすめのサイト3選をご紹介します。
ランキング評価の基準にしたポイントは以下の項目です。
- サイトの使いやすさ
- 動画のクオリティ
- 日本語対応されているか
- 安全に使用できるか
1位:動画の顔入れ替えの出来栄え満点『YouCam 画像編集ツール』
YouCam 画像編集ツールの『動画顔入れ替え』は、PCのブラウザ上で自分の顔を映画のワンシーンや絵画と差し替えて、ユニークな合成動画を作れるツールです。
日本語にも対応しており、直観的に使うことができるので、だれでも簡単に動画の顔を変えることが可能です。
高速処理で数秒で顔入れ替え動画が生成されるので、待ち時間をなるべく短く済ませたい場合におすすめです。
複雑な操作なしで動画編集を楽しみたい方や初心者さんにぴったりです。
2位:高品質な動画の顔入れ替えができる『FaceSwapper』
『FaceSwapper』は、顔の入れ替えに特化したオンラインサイトです。
動画だけでなく、写真やGIFの顔交換にも対応しています。
無料プランとプレミアムプランの2つが用意されており、無料メンバーになると1日6クレジットが付与されるので、その範囲以内で顔交換機能を使うことができます。
毎日使いたい人におすすめのオンラインツールです。
3位:写真の顔を動画と差し替え『Pica AI』
『Pica AI』は、オンラインでリアルな動画の顔入れ替えができるソフトです。
正面を向いた人の顔写真を1枚アップロードすることで、セレブや歴史人物の動画と差し替えることができます。
サイトだけでなく、アプリでも同機能を利用可能なので、スマホで動画の顔交換がしたい方は、アプリをダウンロードするのもおすすめです。
アプリで動画の顔だけを変える方法
ここからは、上記でご紹介したアプリ『YouCam Video』を使って動画の顔を入れ替える方法についてご紹介します。
ステップ①顔交換機能を選択
▲アプリのトップ画面
アプリを開き、【顔交換】機能を選択します。
ステップ②動画を選択
▲動画素材を選ぶ
人物の顔をはめ込みたい動画素材を1つアップロードします。
動画素材は、 スマホ内の動画アプリのテンプレート動画 の両方から選ぶことが可能です。
今回は、アプリのテンプレートを使って動画の顔を置き換えたいと思います。
ステップ③顔写真を追加
▲顔写真を選ぶ
【顔の追加】とかかれた部分をタップし、動画の追加したい人物の顔写真を1枚アップロードします。
選択したら、【交換】をタップしてAI動画が生成されるのを待ちます。
ステップ④動画の顔が入れ替わる
▲動画の顔を入れ替えた様子
なんだかイケメンのリンカーンみたいになりましたが、自然に動画の顔だけを変えることができました。
人物の顔交換だけでなく、AI美女などを動かしたい時にも使えそうです。
動画の顔を差し替える際の注意点
ここからは、動画の顔を差し替え加工する際の注意点をいくつかご紹介します。
①プライバシーや肖像権に配慮する
著名人や知り合いの顔を無断で使用することは、肖像権やプライバシーの侵害に当たります。
悪意のあるディープフェイク動画や他人を傷つけるような動画の作成など、不適切な利用は避けるようにしましょう。
特に商業的な目的で使う場合は、慎重に確認する必要があります。
②動きの激しい動画の顔入れ替えは難しい
動画では人物が頻繁に動いたり、表情が変わります。
激しい動きの動画や速い動きの動画では、自然な動画を生成することが難しい場合があります。
ツールによっては、元の動きや表情に合わせて自動で調整してくれるものもありますが、上手く生成したい場合は、正面を向いた顔写真やゆっくりとした動きの動画素材を選ぶことが大切です。
③動画の画質を合わせる
入れ替える顔の画質が元の動画と合っていないと、仕上がりに違和感が出ます。
顔写真や動画の光の当たり方や影のつき方が極端な場合も、差し替えの際に顔だけ浮いたように加工されることがあるので、気を付けたいポイントです。
動画の顔入れ替え技術の応用例
動画の顔入れ替え加工は、エンターテインメント業界や広告業界など、実際の現場でもさまざまな分野で応用されています。
ここでは、動画の顔入れ替え技術の応用例についていくつかご紹介します。
①SNS動画の顔を入れ替え
▲顔入れ替えを用いて作られたAIインフルエンサー「ゆっっくりな」
TikTokやInstagramでは、「自撮り動画が有名人の顔に変わるエフェクト」、「ダンス動画の顔だけをAI美女と差し替えるエフェクト」など、顔入れ替えを用いた動画の投稿が流行中です。
実際に、TikTokで有名なゆっっくりなさんさんなどの動くAIインフルエンサーも登場しています。
②映画俳優の顔を入れ替え
映画やテレビドラマでは、危険なシーンや特殊なシーンでスタントマンを使うことがありますが、最近ではこのようなプロの映像編集にもAI顔入れ替えの技術が応用されています。
動画の顔入れ替え技術を使うことで、スタントマンの顔だけを後から俳優の顔に入れ替え、自然な映像を作ることが可能です。
また、すでに亡くなった俳優を作品に登場させるために、動画の顔交換技術で俳優の顔を再現し、新たなシーンを作成しているケースもあります。
③顔入れ替えでビデオゲームのキャラに変身
AI顔入れ替え技術は、ゲームやエンターテインメントの分野で幅広く活用されています。
特にゲーム業界では、プレイヤーの顔をバーチャルキャラクターに入れ替える機能が注目されており、近年その技術を取り入れたゲームの開発が進んでいます。
プレイヤーは自分自身をキャラクターとして体験でき、コンテンツのリアリティと没入感が一層高まります。
まとめ
以上、今回の記事では動画の顔の入れ替えができるアプリ&サイトおすすめ6選と加工方法についてご紹介しました。
顔入れ替え動画編集ツールを使えば、動画の人物の動きや表情に合わせて自然に他の顔に置き換えることができます。
アプリやサイトによっては、顔交換の精度や動画の生成処理スピードが異なるので、本記事を参考にぜひご自身に合ったツールを選んでみて下さい。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。