サンフランシスコを拠点とするMadison Reed(マディソンリード)は、女性のヘアカラーチェンジに革命をもたらしているビューティーカンパニーです。2013年に“良い成分でできた、ラグジュアリでプレステージなヘアカラーを作ろう“というシンプルなミッションを掲げて創立されました。
マディソンリードの処方は、アンモニア、パラベン、レゾルシノール、PPD、フタル酸エステルやグルテンを含んでいません。
製品は、実店舗のカラーバー、およびUltaで取り扱いがあります。プロのカラーリストにより、マディソンリードのヘアカラーの施術を希望されるお客様向けのカラーバーは、カリフォルニア、ニューヨーク、メリーランド、テキサス、ジョージアとバージニアにあり、2021年にはさらなる拡大を予定しています。
常に最新テクノロジーの導入の先駆者であるマディソンリードは、‘髪を染めるということには、大きな決心を伴う‘という点を理解しており、お客様がマディソンリードのウェブサイト上で、バーチャルヘアカラートライが出来るよう、最先端の拡張現実(AR)技術の導入を検討していました。その中で立ちはだかった課題は、現実的な再現が可能なARソリューションを見つける事でした。
「我々は、ヘアカラーバーチャルトライの現実的な描写と絶対的な精密さを求めていました。」と、シニアーバイスプレジデント、デジタルプロダクト、マディソンリードのTyler Wozny氏は述べています。「それ以下のものでは、ビジネスに害になりかねないと考えていました。」
マディソンリードは、パーフェクト株式会社のARプラットフォームを活用することで、お客様にバーチャルトライオン技術を提供する最適なソリューションを見つけます。パーフェクト社は、高度な人工知能技術(AI)と業界トップのAR技術を融合することで、お客様を喜んで頂ける、驚く程リアルな結果を生み出しています。
ブランドは、ARパートナーを探していた始めの頃、市場に出回っていたAR技術のクオリティーの低さを目の当たりにし、心配していました。
以前、Sephoraの技術担当をしていたWozny氏は、その頃目にした、パーフェクト社の技術の高さに感心したことを思い出します。ヘアーの方が、リップや他のメイクアップよりARでキャプチャーする事が困難であることを理解していていたWozny氏は、パーフェクト社の性能にとても驚きました。
マディソンリードのシニアーマネージャー、Corey O’Neal氏も同じ意見を述べています。「ARの市場調査で見た他のどのような技術も、リアルタイムで表現されるパーフェクト社の技術に敵うものはありませんでした。」
厳しいテストも合格「チーム全員、驚きました」
マディソンリードにとって、最適なARパートナーを見つけることはとても重要でした。そのため、パーフェクト社には、精密なAR技術によって、ユーザーが5つの非常に近い色味のブランシェードの区別がつけられるかどうか、といったいくつものテストが課せられました。
「とても難しいテストだったと思います。訓練された目でしか違う色味のブラウンを見分けることは困難な技です。ただし、このようなグラデーションの色味の違いは、お客様にとってとても大切なポイントでもあるのです。」とWozny氏はコメントしています。「正直、パーフェクト社にこのテストを渡したとき、半信半疑でした。多次元性、微妙な5つのブラウンの色味の違いを捉えることが可能だとは、思ってもいませんでした。ですが、パーフェクト社は見事にこのような再現を可能にし、チーム一同、驚かせてくれました。」
「CEOに対し、パーフェクト社の技術に圧倒されたこと、パーフェクト社がいつも素晴らしいパートナーでいてくれることを話したことがあります。」と、Wozny氏は言います。
自分で確かめてみて。 ユーザーは、マディソンリードのバーチャルトライを介して、自分の髪の毛にどのように色が反映されるか確かめることが出来ます。
ウェブサイト上のバーチャルトライ
マディソンリードのサイトを訪れたユーザーは、手元にあるデバイスのライブカメラ機能やセルフィーをアップロードすることで、50色にも及ぶヘアカラーをバーチャルでトライする事が出来ます。画面が二つに分かれて、現在の髪の色と新しいバーチャルでトライしている色の違いを表示してくれます。分割された画面をリアルタイムで切り替えることが出来るスライダーも装備されています。
美しい色味。 パーフェクト社のAIとAR技術を用いて、微妙な色合いの違いも表現する事が可能です。
「サイトを訪れたユーザーが、‘パーフェクトな色を見つける’というボタンをクリックすると、カラークイズのページに誘導されます。いくつか質問に答えて頂くことでブランドは、ユーザーがどんな人で、どんな髪の持ち主で、現在の色はどのような色で、そして目標としている髪のゴールは何か、を知る事ができます。」と、O’Neal氏は述べています。「その情報をもとに、特定のお客様のおススメのカラーを選ぶことが出来ます。プロダクトページに誘導し、どの色がその方にマッチしているか、お見せする事もできます。もちろん、各色、バーチャルトライで試せるようになっています。」
ウェブサイトを訪れたユーザーにもう一つのオプションとして、即座にバーチャルトライ体験が可能な“カラー・プレイグラウンド”ページも展開していて、そこでは好きなだけマディソンリードのヘアカラーを試す事できます。
どの時点でもユーザーは、マディソンリードのカラーアドバイザーより追加情報やレコメンドを受け取る事ができます。
実際の効果
マディソンリードは、パーフェクト社と協働したことで、高いコンバージョン率をもたらすツール、ゲームチェンジャーとも言えるARの可能性、そして髪色を変えるという不安を取り除くといった、いくつものメリットが生まれたとしています。またマディソンリード社は、ARの経験がから生まれる “楽しいコンテンツ”や、最先端テクノロジーの提供、お客様へより良い購買体験を提供したい、といった共通の目標をもってパーフェクト社と協業できる価値を高く評価しています。
強力なコンバージョン率アップへ後押し:バーチャルトライ後、38%のユーザーが購入へ。
マディソンリードは、バーチャルトライというツールから生じている購入率アップにとても感心しています。
「カラークイズを受けた後、自分に合ったヘアカラーを探り、バーチャルトライをしたユーザーのうち38%が実際の購入に結び付いています。」とWozny氏はコメントしています。「パーフェクト社のAR技術が、我が社ウェブサイトのとてもパワフルなツールであることの証明です。」
O’Neal氏も同じようにコメントしています。「バーチャルトライを利用したユーザーが、どれほど売り上げにインパクトを与えているか、確認できます。ここ数か月では、コロナの影響を受け家で過ごす時間が増えたため、10倍の売り上げアップの数字が出ています。」
お客様によるシェア。 バーチャルでトライしたお気に入りのルックがシェアされているコンテンツもたくさん。
ゲームチェンジャーなAR技術が、精密なカラーと次元性を再現
パーフェクト社と出会う前まで、Wozny氏とO’Neal氏は、マディソンリードの色と次元を完全に再現できない限り、ARツールの導入はしないと断固とした意見を持っていいました。
「はじめの頃は、単純に面白い機能としてARツールを提供する、という案もありました。」とWozny氏は言います。「ですが、Corey氏と私は完璧さにこだわりました。そうでない限り、ビジネスに害を及ぼすと考えたからです。多次元性を表現するには、自然な光や質感の変化を捉えることがとても重要ですが、このような重要なポイントがきちんと再現されず、髪が偽物に見えてしまうような、AR技術も見てきました。」
このような事実があったため、パーフェクト社がテストに見事に合格した時、胸を撫で下ろしました。
「ヘアカラーをお客様の髪の毛に正確に再現する、そして多次元に光や質感を捉える、という二点をクリアーにした技術は、パーフェクト社以外、市場どこにも存在しませんでした。」とWozny氏は述べています。「パーフェクト社は、精密な色と次元性を再現できる、ゲームチェンジャーともいえるAR技術を兼ね備えています。」
マディソンリードいとって多次元性は、欠かせない重要ポイントです。なぜなら、お客様にとってもとても大切なポイントだからです。
「マディソンリードは55色以上のカラーを提供していて、一つ一つとてもユニークなものです。深い色合い、温かい色味、ニュートラルカラー、グレーの色味等が存在します。」とO’Neal氏は述べています。「パーフェクト社の技術によって、すべての色を効率的に再現する事が可能になり、お客様は実際に髪を染めたらどのように発色するか、確認する事ができます。多次元性を再現することの大切さがそこにあり、他のブランドと差別化できる理由でもあるのです。」
髪色を変える、という不安要素を取り除く
パーフェクト社のAIを利用したAR技術によって、マディソンリードは長い間求めていたものをお客様に提供する事が可能になりました。それは、髪色を変える、際の不安を取り除くことです。
「マディソンリードはお客様にあらゆる方法でサポートし、力になれることが重要だと信じています。」と、マディソンリードのCEO&創立者であるAmy Errettがパーフェクト社のバーチャルトライ導入を発表した際、コメントしています。「私たちのゴールは不安要素を取り除き、最終どのような仕上がりになるか確認が済んだうえで、新しいヘアカラーを選ぶとことを可能にすることです。世の中の女性は皆、このようなトライ技術を長い間求めてきておりましたが、今まで、満足できるようなものがありませんでした。しかし、非常に正確で、リアルな再現が可能なソリューションが遂にMadison-Reed.com.に登場したのです。」
「髪を染めるということが苦手な方もたくさんいらっしゃいます。」とWozny氏は述べています。「リップスティックを購入して、試してみたけど気に入らなかった。そんな時には、捨ててしまえばいいのです。アイシャドウも同じです。しかし、ヘアカラーの場合はそういう訳にはいきません。誰もが以前、オレンジ色の髪になってしまったり、暗くなりすぎたり、という経験を持っています。またそのような痛い、時には直すために高額が発生してしまうような経験を繰り返したいと考える人はいないはずです。」
会社全体が、お客様の‘感情’に対していつも最善の注意を払っています。とWozny氏は言います。「不安要素を単純に取り除くのではなく、新しい色がどう自分の髪で発色するか確認できることで、お客様の自身を高めることも重要視しています。パーフェクト社のAR技術を活用してまさにそれを実現しようとしているのです。」
楽しいコンテンツ
お客様が、ヘアカラーのバーチャルトライを楽しんで頂いているという結果が見えています。
“楽しいコンテンツ”の提供とカスタマーリレーションシップの構築
マディソンリードは、このようにリアルなバーチャルトライ経験が可能になったことにより、オンラインショッピングの購買体験に “楽しいコンテンツ”をもたらした、パーフェクト社のAR技術を高く評価しています。
「パーフェクト社のARツールは、わが社にとても自然にフィットし、遊び心を提供するコンテンツとなっています。」とO’Neal氏は言います。「私たちのバーチャルトライは新しい色がどのように見えるか、ユーザーが正確に確認できる、信憑性の高い有用性を保持していますが、楽しいコンテンツの一つとしての存在でもあります。お客様にはカメラの前でセルフィーを撮る事を楽しんで頂いていて、とても多くのお客様から満足の声、シェアを頂いています。」
Wozny氏は、このように、“楽しいコンテンツ”によって、新しいお客様を引き付けるだけではなく、リピーターのお客様にも好評頂います。とコメントしています。
「多くのお客様が、ヘアカラーチェンジは定期的に行いたいと考えております。」とWozny氏は述べています。「春夏には少し明るめにしたいと考えたり、秋冬には少し暗めにしたいと考えたり。新しい色を選ぶ際、バーチャルトライを介して、今度はどの色にするか楽しみながら試して頂いています。そしてこの一連の全てが、カスタマーリレーションシップ構築へと繋がっています。」
AR体験は楽しいだけはではなく、お客様に自身をもたらしています。長い間サロンに通っていただいていたお客様が、AR体験を通して色の可視化が出来ることによって、ご自身でもカラーチェンジができると気づきご家庭でも楽しんで頂いています。
COVID-19の影響で多くのサロンが営業中止になっていた際は、マディソンリードのヘアカラーはご自身でも染めることが可能という点で、多くの方に好評頂きました。
「我々の製品に出会うまで40年、50年近くヘアサロンに通われて、ご自身で髪を染めた事がなかった方々でもいらっしゃいます。」と、Wozny氏は述べています。「自信に満ち溢れたお客様を目にすることはとても嬉しいものです。体験全体の初めから終わりまで素晴らしいものだと、多数の評価を頂いています。」
最先端テクノロジー
マディソンリードは常に最新テクノロジーを駆使し、製品開発に力を注いできています。パーフェクト社のAIとAR技術によるバーチャルトライの導入は、とても自然なものでした。
「マディソンリード社はいつもテクノロジーを重要視してきました。」と、Wozny氏は言います。「お客様より頂いた情報からどのカラーがベストであるか割り出し、そこから色んな可能性を探求して頂けるよう、サポートするという流れを作ってきた先駆者です。」
「私たちにとってテクノロジーは、他と競合する上で優位な位置に立つことが出来る、一つの利点であると信じています。とWozny氏はコメントしています。「また独自のアルゴリズムを製作しているため、必要に応じていつでも素早く対応する事が可能です。このような事がすべて積み重なって、より強力なビジネスの成長へと導いており、パーフェクト社のAR技術はその一部なのです。」
共通の価値
マディソンリードとパーフェクト社は、‘お客様へより良い購買体験を提供する’という共通の目標をもっています。
パーフェクト社は「共通の価値」がシェアできる素晴らしい企業
マディソンリードは、パーフェクト社の献身的姿勢、サービスのクオリティーに常に満足し、感心させられています。
「マディソンリードとパーフェクト社は、‘お客様へより良い購買体験を提供する’という共通の価値を尊重しています。」と、Wozny氏は言います。「パーフェクト社とは、いかなる場合でも‘お客様第一’の姿勢をもって崩さず、協力し合っています。」
パーフェクト株式会社は現在、台湾(本社)、日本、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インドに拠点を構え、ARビューティアプリ「YouCam メイク」を筆頭に、累計8億ダウンロードを超えるビューティーアプリシリーズの開発と、コスメブランドや小売店向けに高度な顔認証技術とAI技術を利用して開発したバーチャル メイクアップ サービスを提供する企業です。ビューティーとテクノロジーを融合させ、今までにない形で消費者とコスメブランドを繋ぐ世界最大級のビューティープラットフォームを構築しています。現在200以上のコスメブランドをパートナーとして迎え、10万を超えるコスメ商品を60か国以上で展開。お客様に寄り添った形でよりストレスが少なく、快適な購買体験をお楽しみ頂ける環境提供のサポートをして参ります。