顔を一気に老けて見せたり、肌をくすませて透明感を奪ったりするシミ。
このシミさえなければ…
とシミを消したくてたまらないという方は多いのではないでしょうか?
一言でシミと言っても、自力でなんとかできるものと美容皮膚科での治療が必要なものがあり、その中でも原因や対策法が分かれています。
今回の記事では、シミの種類と原因、そしてシミを消すためのスキンケアを解説します。
また、本記事を読む前にぜひ自分の肌状態を確認してみてください。
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意外なところからシミが検出されるかもしれません!
肌の内側と外側からしっかりケアして、シミのない透明感のある美肌を取り戻しましょう!
シミの種類と原因
一言でシミと言っても、できる場所や原因、自分で消せるもの消せないものなど様々で、それぞれのシミが異なる特徴を持っています。
シミの種類によって対策法も異なります。
まずはシミの種類を知り、自分のシミがどれに当てはまるか確かめるヒントにしてみてください。
顔や首などにできるシミとしては以下の5つが挙げられます。
①〜③は自宅でのケアで対策可能なもの、④⑤は美容皮膚科などでレーザーやフォトフェイシャルなどの治療が必要なものです。
①老人性色素斑(30代〜)
場所:頬やこめかみ
特徴:茶色や焦茶色でシミとそうでない部分の境界線がはっきりしている
原因:紫外線・ターンオーバーの乱れ
②炎症性色素沈着(年齢に関わらず誰でもできる)
場所:炎症した部分
特徴:時間の経過とともに消えるが、対策を間違えると悪化し長く残る
原因:ニキビ、傷、火傷、虫刺されなどの炎症・ターンオーバーの乱れ・摩擦・紫外線
③肝斑(30代後半〜50代にかけて)
場所:頬骨から目尻にかけて・額や口元にできることもある
特徴:左右対称に出現する・シミとそうでない部分の境界線がはっきりしていない・薄茶色で曲線を描くような形状
原因:ホルモンバランスの乱れ・不規則な生活習慣・女性ホルモンの影響
④そばかす
場所:両頬や鼻
特徴:点々と色素斑がある
原因:遺伝・紫外線・ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ
⑤脂漏性角化症
場所:首周りや顔など日が当たる場所
特徴:点々とした薄茶色のシミや焦茶のイボ
原因:紫外線により表皮の細胞に異常が生じ、細胞増殖することでイボのように盛り上がる
シミができるメカニズムとは?
シミの種類によって多少原因は異なりますが、大まかなメカニズムは同じです。
紫外線やたばこ、ストレスなどによって活性酸素が発生し、メラノサイトを刺激することで大量のメラニンが生成されます。
通常であればできたシミは肌の上に押し上げられ、排出され剥がれ落ちていきます。
しかし、睡眠不足や栄養不足、ストレスなどによりターンオーバーが乱れたり、血行不良が続いたりするとシミの排出を遅らせ、肌の中に色素が残ってしまうのです。
炎症性色素沈着の場合は炎症が起きたところに刺激が加わると多量のメラニンが生成され、色素が沈着しシミになるという仕組みです。
あなたのシミはどのタイプ?
シミによって原因や対策方法も異なるので、まず自分のシミがどのタイプなのかをしっかりと把握する必要があります。
しかし、肉眼ではなかなかシミのある箇所や形状が判断しにくいのも事実。
そこで味方になってくれるのが、YouCamメイクの「肌チェック」機能です。
▲YouCamメイクの「肌チェック」機能
アプリを起動して写真を撮るだけで、肉眼では見えにくいシミをしっかり教えてくれるので、先程の各シミの特徴と照らし合わせながら、自分のシミの種類を把握することができるんです。
また自宅ケアできるタイプのシミと分かったら、ケアしながらその過程を写真と数値で記録していくと、シミが消えていく過程が分かりモチベーションアップにも繋がりますよ。
シミを消すには一定の時間がかかるため、モチベーション維持の強い味方にもなります。
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シミを消す方法
ここでは、自宅でもできる
- スキンケア
- 食生活
- 生活習慣
- 予防
に焦点を当て、シミを消方法を紹介します。
1.スキンケア編
【徹底的な摩擦レス】
洗顔やメイク、頬杖をついたり肌を無意識に触ったりするクセなどによって、肌は日々たくさんの摩擦を受けています。
メイクを落とす際や洗顔する際には、手のひらと肌が触れるか触れないかの優しいタッチで行いましょう。
意識しないとつい力を入れ過ぎてしまいますので、小鳥を撫でるくらいの柔らかなタッチをしっかりと身につけ日々の習慣にしてみてください。
またメイク時にファンデーションやチークを塗る際、硬いブラシでぐりぐり塗るのはご法度です。
肌触りの良い柔らかなブラシでふんわりと撫でるようにつけましょう。
またスポンジを使う場合も優しいタッチでぽんぽんと馴染ませるのがポイントです。
【ラメラ構造を整えるスキンケアで健康な肌の土台を作る】
ターンオーバーの乱れが、メラニンの排出を遅らせ、シミの原因になることは先ほどお分かりいただけたかと思います。
皮膚の角質層の中にあるラメラ構造が乱れてしまうと、シミなどのトラブルができやすいお肌になってしまいます。
なのでラメラ構造を整えるのに特化したスキンケア用品でお肌を優しく守り育て、外的刺激に強く、シミを排出しやすいお肌づくりを目指しましょう。
【美白有効成分を含んだ商品を取り入れる】
シミを排出しやすい肌の基礎を作ったあとは、
シミを薄くする
- ビタミンC誘導体(シミ予防効果もあり)
- プラセンタエキス
- コウジ酸
- 4MSK
などを含むものや、
シミ予防効果のある
- アルブチン
- トラネキサム酸
などを含む美白有効成分配合のスキンケア用品を日々のケアに取り入れましょう。
医薬部外品と記載された美容液やクリームなどのアイテムが特におすすめです。
2.食生活編
ビタミンA・C・E、L -システインを含む食べ物をバランスよく摂取しましょう。
【ビタミンA】
メラニンの生成を促進する活性酸素の作用を抑える。
例:卵黄・ニンジン・ほうれん草・鶏レバー・豚レバー・ウナギ・牛乳・プロセスチーズ・ブロッコリー・かぼちゃ・モロヘイヤ
摂取のコツ:脂溶性なので炒めたり揚げたりして食べるのがおすすめ。
【ビタミンC】
メラニンの生成を抑え、濃くなったメラニンを還元する。
例:パプリカ・ブロッコリー・キウイフルーツ・菜の花・いちご・レモン・キャベツ・オレンジ・さつまいも
摂取のコツ:水に溶けやすく熱に弱い性質なので、調理するときはなるべく水にさらさず、火を入れ過ぎないことが大切です。体外への排出スピードが早いので、食事やサプリメントなどでこまめに取り入れるのがポイント。
【ビタミンE】
ビタミンCの働きを助け、活性酸素の作用を抑える。
例:卵・アーモンド・オリーブオイル・アボカド・大豆・ウナギ・かぼちゃ・全粒穀物
摂取のコツ:ビタミンEは脂溶性であるため、炒め物にしたり油と一緒に摂取したりする方が吸収率が高くなります。
【L -システイン】
代謝を促し、メラニンの排出をサポートする、活性酸素の作用を抑える。
例:大豆・小麦・鰹節
摂取のコツ:ビタミンCと一緒に摂取するのが効果的。食べ物だけでは摂取しにくい場合はサプリメントの活用もおすすめです。
3.生活習慣編
シミができる原因として、睡眠不足やたばこ、ストレスの溜め込みによるターンオーバーの乱れが、メラニンの排出を遅らせることが挙げられます。
シミ対策というとスキンケアにばかり目が行きがちですが、質の良い睡眠・適度な運動・自分なりのストレス発散方法を見つけるなど、ターンオーバーを整えることを意識して生活しましょう。
また、血行不良もターンオーバーの乱れにつながるため、ゆっくり湯船に浸かったり、こまめにストレッチをしたり、温かい飲み物を飲んだりして、巡りのよいポカポカな体を作っていくこともとても大切です。
4.予防法編
いくらシミ対策をても、予防をしなければ意味がありません。
最も大切なのは1年中通して日焼け止めや日傘、帽子、サングラスなどで日焼け対策を徹底することです。
冬場や曇りであまり目に見えて日が照っていないからといって油断すると、その油断が半年後からシミとなって肌表面に現れてくるので要注意です。
顔のシミに関するQ&A
Q1.朝ビタミンCを摂取するとシミができやすいって本当?
よく耳にしますが、これは半分正解で半分間違いです。
ビタミンCそのものは朝摂取しても問題ありません。
しかし、ビタミンCを多く含むとされている食べ物の中でレモン・ライム・グレープフルーツなどの柑橘類や、セロリ・パセリなどにはソラレンという光毒性を有する物質が入っており、一定の摂取量を超えると日焼けしやすくさせ、シミの原因になるという研究結果があります。
ソラレンを含んでいる食べ物は他にもありますが、含有用が少なければ問題とされる摂取量を超えるほど食べることはあまりないため、そこまで気にしなくても大丈夫です。
Q2.自分のシミの種類をチェックする方法は?
肉眼では見えにくいしみが多いため、YouCamメイクの「肌チェック」機能を使って、今回ご紹介しました各シミの形や特徴と照らし合わせてチェックしてみてください。
その上で、自分に必要な対策を試すことが、シミのない透明感のある肌への近道となるはずです。
Q3.妊娠出産後シミが増えた気がするのですが、それはなぜ?
妊娠・出産することで女性ホルモンが増え、その影響でシミが増えると言われています。
産後にできやすいシミの種類としては女性ホルモンの影響を受けやすい肝斑やソバカス、脂漏性角化症などが挙げられます。
対策としては紫外線対策を強化し、なるべくストレスを溜めずしっかり睡眠を取ることが挙げられます。
自分に合った刺激の少ないスキンケアでしっかり保湿することも欠かせません。
産後は気分が落ち込みやすかったり、なかなか睡眠時間が取れなかったりと大変な時期ではありますが、少しでも自分を労ってシミ予防し、できたシミが薄くなるよう上記のポイントを心がけてみてくださいね。