「自分で撮った写真が勝手にネットに無断転載されていた!」
なんてことを防ぐために、ぜひ活用したいのが「ウォーターマーク」です。
そこで、今回の記事ではウォーターマークの作り方と、簡単にウォーターマークを作成できるアプリおすすめ6選をご紹介します。
ウォーターマークとは?
ウォーターマークは、主に著作権の保護やブランドの認知向上を目的として使用されます。
SNSやインターネットで画像や動画を拡散することが当たり前になった近年では、企業だけでなく、個人クリエイターでもウォーターマークを作成する人が増えてきています。
【無料】ウォーターマークが作れるアプリ6選
ここからは、ウォーターマークを作るのに便利なアプリおすすめ6選をご紹介します。
①スマホでウォーターマークが簡単に作れるアプリ『ユーカム(YouCam Perfect)』
『ユーカム(YouCam Perfect)』は、ウォーターマークのでデザイン作成から背景透過、写真への追加までを全てスマホ1つで完結できるアプリです。
✅半透明のウォーターマークをスマホで簡単に作れる
▲透かしありのウォーターマークを作る様子
このアプリでは、文字の不透明度を調整することで、透かし効果のあるウォーターマークを作成できます。
テキストのカラーも自由にカスタマイズでき、写真の雰囲気に合わせたウォーターマークに仕上がります。
✅作れるウォーターマークのデザインが豊富
▲ウォーターマークのデザインを選べる
ウォーターマークのフォントも200種類以上と、豊富に用意されています。
ダサくなりがちなウォーターマークも、フォントを変えるだけで格別におしゃれになります。
テキスト機能で写真に文字を直接添付できるので、豊富なフォントを使っておしゃれなウォーターマークを作成できます。
Xやインスタに画像を投稿する前にさっとウォーターマークを入れられるので、普段使いにとても便利です。
✅ロゴを透過してウォーターマークを作れる
▲ロゴを透過してウォーターマークを作成
既存のロゴやブランドのアイコンなど、画像の背景を切り抜いて、ウォーターマークとして保存することも可能です。
AIが自動で背景を認識して切り抜いてくれるので、とても簡単にきれいなウォーターマークを作れます。
②おしゃれなウォーターマークを作れるアプリ『Picsart』
『Picsart』は、写真に文字を入れる機能が充実した画像加工アプリです。
サイト版も用意されており、アプリとブラウザの両方でウォーターマークを作成できます。
ウォーターマーク以外にも、ロゴなどのフォントデザインをアレンジしたい際にもおすすめです。
③無料で使えるウォーターマーク作成アプリ『WaterStamp』
『WaterStamp』は、シンプルにウォーターマーク作成機能だけが搭載されたアプリです。
特に、透かしを画像の全体につけられる「壁紙ウォーターマーク」は、ほかのアプリにはない魅力的な機能です。
さらにウォーターマークのカラー・サイズ・密度・透明度などの調節機能がついており、無料だとは思えないほど細かなカスタマイズが可能です。
④レイヤー機能でウォーターマークを作れるアプリ『CLIP STUDIO PAINT』
自分で作成したイラストにウォーターマークを入れるなら、『CLIP STUDIO PAINT』がおすすめです。
レイヤーツールが充実しているので、イラストとウォーターマークのレイヤーを分けることができ、透かしありとなしの両方のイラストを簡単に管理できます。
『CLIP STUDIO PAINT』ユーザーの方は、ぜひ活用してみてください。
⑤デザインにこだわってウォーターマークを作れるアプリ『Canva』
『Canva』は、画像動画編集のできるアプリです。
このアプリでは、フォント機能で自分のデザイン作品や写真に簡単にウォーターマークを入れることができます。
また、動画の編集も可能なので、動画用のウォーターマーク作成ツールアプリを探している人にもおすすめですよ。
⑥プロも使ってるウォーターマーク作成アプリ『Lightroom』
『Lightroom』は、Adobeが運営する写真編集アプリです。
初心者には若干操作が難しいですが、Adobeツールに慣れている方にはおすすめしたいアプリです。
ウォーターマークの作り方
実は、ウォーターマークはスマホで簡単に作ることができます。
ウォーターマークが作れるアプリおすすめ5選の1位で紹介した『ユーカム(YouCam Perfect)』を使ってウォーターマークを実際に作る方法をご紹介します。
このアプリでは、ウォーターマークの作成から挿入まで全てをスマホ1つで完結できるので使いやすいですよ。
ステップ①写真を選択
アプリを開き、【写真編集】をタップします。
ウォーターマークを入れたい写真や画像を1枚アップロードします。
ステップ②テキスト機能を選択
編集画面の下にあるツールバーから【テキスト】機能を選択します。
ステップ③テキストを入力
ウォーターマークで使いたい文字を入力します。
ステップ④フォントを選ぶ
ウォーターマークのフォントを選びます。
手書き文字風のフォントなどを使うと、おしゃれに仕上がります。
ステップ⑤透明度を調整
【カラー】を選択すると、ウォーターマークの透明度を調整できます。
ウォーターマークに写真のじゃまをされたくない際にも便利な機能です。
ステップ⑥保存
最後に、ウォーターマークをいれた画像を保存します。
ウォーターマークを作るメリット
第三者がインスタやXで写真を共有するのが当たり前となった現在では、画像や写真、映像にウォーターマークを入れるのがますます推奨されています。
ここでは、ウォーターマークを作るメリットについて、いくつかご紹介します。
1. 著作権保護・無断使用の防止
画像や動画のウォーターマークは、無断転載や不正利用を防ぐのに効果的です。
SNSやWebサイトで公開する場合は、自分の画像を第三者に勝手に利用されないよう必ず入れるようにしましょう。
2. ブランド認知の向上
企業ロゴやブランド名を利用したウォーターマークを作ることで、コンテンツを見た人にブランドを印象づけることができます。
特に、SNSで拡散されるようなコンテンツでは、ブランドの認知度向上に役立ちます。
3. 商用利用を制限し収益化につなげる
ストックフォトサイトやデジタルコンテンツ販売、画像加工アプリなどでは、ウォーターマークを入れた画像を無料で公開し、購入者にのみウォーターマークなしのデータを提供することで、画像や動画の収益化を促進できます。
4. オリジナル作品であることの証明
ウォーターマークを作ることで、自分が制作したオリジナル作品であることを証明できます。
特に、クリエイターやフォトグラファーにとっては、自分の作品であることを明示する手段として有効です。
5. コンテンツの改変・悪用の抑止
近年では、AI技術の発達により、画像や動画の無断加工や改変がますます容易にできるようになっています。
オリジナル作品にウォーターマークを入れることで、フェイクニュースや詐欺広告に勝手に利用されるのを防ぐ手段として活用できます。
6. 信頼性の向上
ウォーターマークが入った公式のコンテンツであることを示すことで、ユーザーに対して「信頼できる情報源である」という印象を与えることができます。
特に、報道機関や企業の公式発信では重要な役割を果たします。
まとめ
以上、今回の記事では簡単にできるウォーターマークの作り方と、ウォーターマークを作るのに便利なアプリおすすめ6選をご紹介しました。
ウォーターマークを作ることで、自分で撮影した写真やデザイン作品の著作権を第三者から守ることができます。
スマホを使ってアプリで簡単に作れるので、ぜひ本記事を参考に自作のウォーターマークを作成してみてくださいね。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。