AI技術の進化は目覚ましく、私たちの日常や仕事をサポートしてくれるAIチャットアプリが次々と登場しています。
文章作成のサポートから、情報検索、アイデア出し、悩み相談まで、AIと会話できることでその活用範囲は広がるばかりです。
でも、数が多すぎてどれを選べばいいか迷ってしまいますよね。
この記事では、AIと会話できるアプリおすすめ10選と使い方まで紹介します。
AIと会話できるアプリとは?
AIと会話できるアプリとは、まるで人間と会話しているかのように、自然な対話が可能な人工知能(AI)を活用したAIチャットアプリケーションのことです。
大規模言語モデル(LLM)と呼ばれる高度なAI技術を基盤としており、ユーザーからの質問に回答したり、文章を作成したり、情報を要約したりと、さまざまなタスクを実行できます。
最近では、画像生成や音声会話といった機能を持つアプリも増えており、利用シーンはますます広がっています。
【無料】AIと会話できるアプリおすすめ10選
1位:画像生成も可能な高性能AIチャットアプリ「YouCam AI チャット」
👉こんな人におすすめ
- 最新のAIモデル(GPT-4o)を無料で試したい人
- 日本語でプロンプトを入力したい人
- チャットだけでなく、AI画像生成機能も一つのアプリで使いたい人
▲YouCam AI チャットの操作画面
まずおすすめしたいのが「YouCam AI チャット」アプリです!
このアプリの最大の魅力は、OpenAI社の最新かつ高性能なAIモデルであるChat Gptのモデルを使用できる点と、便利な機能が豊富に揃っているところです。
日本語にも完全対応しており、日常の質問から専門的な内容まで、幅広い話題についてAIと対話を楽しむことが可能です。
さらに、YouCam AI チャットは単なるチャット機能にとどまらず、検索機能や資料要約機能も搭載しているのが大きなポイントです。
搭載モデル | GPT-4 o mini、GPT-4o、DeepSeek |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり |
音声会話機能 | なし |
対応OS | iOS |
ブラウザ版 | なし |
アプリのプラン | 基本無料 有料プランあり |
2位:多様なAIモデルを試せるAIチャットアプリ「リートン(wrtn)」
👉こんな人におすすめ
- GPT-4など複数のAIモデルを切り替えて無料で使いたい人
- 文章作成やアイデア出しのサポートツールとして活用したい人
▲リートンの操作画面
「リートン」は、GPT-4やGoogleのGeminiなど、複数の高性能AIモデルを無料で切り替えて利用できるのが大きな特徴のAIチャットアプリです。
質問の内容や目的に合わせて最適なモデルを選ぶことができ、それぞれのAIの回答の違いを比較するのも面白いでしょう。
特に、ブログ記事やメール、SNS投稿などの文章作成を支援するテンプレートが豊富に用意されており、効率的にコンテンツを作成したいユーザーに人気です。
搭載モデル | GPT-4, GPT-3.5, Gemini Pro など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり (Stable Diffusionベース) |
音声会話機能 | なし |
対応OS | iOS, Android |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 基本無料 |
3位:AIチャットアプリの代名詞「ChatGPT」
👉こんな人におすすめ
- 最も有名で実績のあるAIチャットを試したい人
- 自然で高精度な対話や文章生成を求めている人
▲ChatGPTの操作画面
AIチャットの人気に火をつけた立役者といえば「ChatGPT」です。
OpenAIによって開発され、その自然で人間らしい対話能力は世界に衝撃を与えました。無料版でもGPT-3.5モデルが利用可能で、日常の質問応答、文章作成、アイデア出し、プログラミングのサポートなど、幅広い用途に活用できます。
有料版のChatGPT Plusでは、最新のGPT-4oモデルが利用でき、画像生成やデータ分析、ファイルアップロードなどの高度な機能も使えます。
搭載モデル | GPT-3.5, GPT-4, GPT-4o (有料プラン), o1, o1 pro |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり (有料プラン) |
音声会話機能 | あり (アプリ版) |
対応OS | iOS, Android |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 無料プラン 有料プラン (Plus, Team, Enterprise |
4位:Googleサービスが使えるAIチャットアプリ「Google Gemini」
👉こんな人におすすめ
- Google検索のように最新情報に基づいた回答を得たい人
- Google Workspace(Gmail, Docsなど)との連携機能を活用したい人
▲Google Geminiの操作画面
Googleが提供するAIチャットアプリ「Gemini」(旧Bard)は、Google検索の膨大な情報を基盤としており、最新の情報に基づいた回答を得意としています。
テキストだけでなく、画像や音声も理解できるマルチモーダル機能も特徴です。
GmailやGoogleドキュメントといったGoogle Workspaceのサービスとの連携機能(拡張機能)を使えば、メールの下書きを作成したり、文書の内容を要約したりといった作業を効率化できます。
搭載モデル | Gemini Pro, Gemini Ultra (有料プラン) など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり |
音声会話機能 | あり (一部対応) |
対応OS | iOS (Googleアプリ内), Android |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 基本無料 有料プラン (Google One AI Premiumなど) |
5位:AIチャットアプリとMicrosoft製品との連携「Microsoft Copilot」
👉こんな人におすすめ
- Microsoft 365(Word, Excel, PowerPointなど)を仕事でよく使う人
- Windows環境でAIを活用したい人
▲Microsoft Copilotの操作画面
「Microsoft Copilot」は、Microsoftが提供するAIアシスタントです。OpenAIのGPT-4などをベースにしており、チャットでの質問応答や文章作成はもちろん、Windows 11やMicrosoft Edgeブラウザ、Microsoft 365(Word, Excel, PowerPointなど)のアプリ内に統合され、作業をサポートしてくれます。
文書の要約、メールの作成、プレゼンテーションの構成案作成など、ビジネスシーンでの活用に大きな期待が寄せられています。
搭載モデル | GPT-4, GPT-4 Turbo など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり (Designer連携) |
音声会話機能 | あり (一部対応) |
対応OS | iOS, Android, Windows |
ブラウザ版 | あり (Edgeブラウザ統合など) |
アプリのプラン | 基本無料 有料プラン (Copilot Pro, Microsoft 365向けCopilot) |
6位:長文読解・生成が得意なAIチャットアプリ「Claude」
👉こんな人におすすめ
- 長い文章やドキュメントの内容を要約・分析したい人
- より自然で人間らしい対話を求める人
▲Claudeの操作画面
「Claude」は特に、一度に扱えるテキスト量(コンテキストウィンドウ)が大きいことが特徴で、長文のドキュメントを読み込ませて要約させたり、内容について質問したりする作業を得意としています。
他のAIモデルと比較して、より慎重で倫理的な回答を生成するように設計されているとも言われています。
自然な対話能力も高く、壁打ち相手やアイデア出しのパートナーとしても活用できます。
搭載モデル | Claude 3 (Opus, Sonnet, Haiku) など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | なし (画像分析機能はあり) |
音声会話機能 | なし |
対応OS | iOS, Android, macOS, Windows |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 無料プラン (メッセージ数制限あり) 有料プラン (Pro, Team, Enterprise) |
7位:AIアプリでパーソナライズチャット「Chat AI」
👉こんな人におすすめ
- 自分のコミュニケーションスタイルに合わせた、インテリジェントで魅力的な会話を体験したい人
- ライティング支援やアイデア出しなど、実用的なタスクにもAIを活用したい人
▲Chat AIの操作画面
Chat AIは、情報検索、質問への迅速な回答、複雑な問題解決などを得意としています。
高度な自然言語処理により自然なチャットができ、ユーザーから学習して応答性を向上させて、徐々にパーソナライズされた会話を作る事ができます。
また、140以上の言語に対応する多言語サポートも大きな特徴です。
ライティングアシスタント、文法チェック、翻訳、ソーシャルメディア投稿管理、ブレインストーミングといった実用的な機能も備えています。
搭載モデル | GPT-4, GPT-4o, ChatGPT API |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | なし |
音声会話機能 | なし |
対応OS | Android |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 無料 トライアルあり 有料PROアカウント (週/月/年単位のサブスクリプション) |
8位:LINEで手軽にAIと会話できるアプリ「AIチャットくん」
👉こんな人におすすめ
- 普段使っているLINEでAIチャットを利用したい人
- 新しいアプリをインストールせずにAIを試したい人
▲AIチャットくんの操作画面
「AIチャットくん」は、コミュニケーションアプリ「LINE」の友達として追加するだけで利用できる手軽なAIチャットサービスです。
最大のメリットは、普段から使い慣れているLINEのインターフェース上で、他の友達とチャットする感覚でAIと対話できる事です。
新しいアプリをインストールする手間がなく、思い立った時にすぐ使えるため、AIチャットの入門としても非常に人気があります。
搭載モデル | GPT-3.5-turbo, GPT-4 Turbo (プレミアムプラン), Whisper API (音声入力) |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | なし |
音声会話機能 | なし (音声入力はあり) |
対応OS | LINEが動作するOS (iOS, Android, PCなど) |
ブラウザ版 | LINE内での利用 |
アプリのプラン | 無料プラン (1日5回まで) 有料プレミアムプラン (月額/年額) あり |
9位:AIとの会話でシンプル操作&画像生成も可能「GP Chat」
👉こんな人におすすめ
- 日本語でシンプルかつ簡単に使える、標準的なAIチャットアプリを探している人
- チャット機能に加えて、基本的なAI画像生成機能も一つのアプリで試したい人
▲GP Chatの操作画面
GP Chatは、OpenAIのChatGPT技術(GPT-2やGPT-3など)を利用し、スマートフォンで手軽に使えるように設計されたAIチャットアプリです。
日本語に対応していて、メール作成や校正、アイデア出し、ドキュメント要約、議事録整理といった仕事の効率化から、宿題のサポート、英会話練習、献立作成、レシピ検索などの日常生活支援まで、幅広い用途に活用できます。
搭載モデル | ChatGPT (GPT-2, GPT-3), Grok 3 など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり |
音声会話機能 | なし |
対応OS | iOS, Android |
ブラウザ版 | なし |
アプリのプラン | 無料プラン (1日の利用制限あり) 有料版 (無制限アクセス) |
10位:多機能が魅力のAIと会話できるアプリ「Ask AI」
👉こんな人におすすめ
- チャット以外の多様なAI機能を1つのアプリで使いたい人
- 特定のタスクに特化したプロンプトテンプレートを活用したい人
▲Ask AIの操作画面
Ask AIは、ChatGPT APIをはじめ、Claude、Gemini、Grokなど複数のAIモデルを統合した、多機能なAIチャットボットです。
単なる質疑応答だけでなく、テキストからの画像生成、画像の内容を理解する画像入力、ライティング支援、ウェブ検索機能、動画やドキュメントの要約、言語学習サポート、パーソナライズされた提案など、日常生活から専門的な作業まで、あらゆるニーズに対応しています。
多種多様なAI機能を一つのアプリで包括的に利用したいユーザーに便利なアプリです。
搭載モデル | GPT-4o, Grok 2/3, DeepSeek R1/V3, Llama 3, Claude 3.5/3.7, Gemini Pro/Flash など |
日本語対応 | あり |
画像生成機能 | あり |
音声会話機能 | あり |
対応OS | iOS, Android, macOS, Web, ブラウザ拡張機能 |
ブラウザ版 | あり |
アプリのプラン | 無料プラン (基本機能) 有料プレミアムサブスクリプション (週/月/年単位) |
AIと会話できるアプリの使い方
ここでは、ランキング1位で紹介した「YouCam AI チャット」を例に、AIチャットアプリの基本的な使い方と応用的な使い方を紹介します。
多くのAIチャットアプリで共通する操作なので、ぜひ参考にしてください。
AIチャットアプリの使い方【基本編】
▲アプリのホーム画面
アプリを開き、画面下の「メッセージをここに入力を、、」のところと押して、チャット画面を表示します。
▲チャット画面
画面下部にあるテキスト入力欄に、AIに質問したいことや相談したいこと、作成してほしい文章の指示などを日本語で入力します。(例:「AIチャットアプリのメリットを教えて」「仕事で使えるお礼メールの文章を考えて」「夏休みの旅行プランのアイデアを出して」など)
書き終えたら、送信ボタンをタップします。
▲YouCam AI チャットでAIとチャットする様子
しばらく待つと、AIからの回答がチャット形式で表示されます。
回答に対してさらに質問したり、内容を深掘りしたり、別の話題に移ったりと、自由に会話を続けることができます。
ポイントとしては、
- AIに何をしてほしいのか
- できるだけ具体的に指示(プロンプト)
を出すことです。曖昧な質問よりも、明確な指示の方がAIは期待通りの回答を生成しやすくなります。
AIチャットアプリの使い方【応用編】
『YouCam AI チャット』には、単なるテキストでの会話以外にも、さまざまな応用的な機能が搭載されています。
具体的にどんなことができるのか、主な活用例を紹介します。
チャットでAI画像が生成できる
▲YouCam AI チャットで画像を生成する様子
ここでは「YouCam AI チャット」にも搭載されているAI画像生成機能の使い方を紹介します。
- ホーム画面から「画像生成器」をおして、
- 生成したい画像のイメージをテキスト(プロンプト)で入力します。(例:「青空の下で寿司を食べる可愛い白猫」「未来都市の風景」など)
- 最初のメッセージの中にある、生成したい画像のスタイル(リアル、アニメ、イラスト風など)を選択します。
▲完成した画像
AIがテキスト指示に基づいて画像を生成します。
数秒~数十秒かかる場合があります。
生成された画像を確認し、気に入れば保存します。
イメージと異なる場合は、プロンプトを変更して再度生成を試すことができます。
チャットで情報収集が瞬時にできます
▲どんな質問でも瞬時に返答
知りたいことについて質問すれば、AIが学習データに基づいて回答してくれます。
複雑な内容も分かりやすく説明してくれることがあります。
文章作成・校正をユーモラスに
▲アシスタントがサポート
メール、ブログ記事、レポート、SNS投稿などの文章の下書きやアイデア出し、誤字脱字のチェックや表現の改善などをサポートしてくれます。
また、コピーライティングなどにも優れておりキャッチーな文章もAIが考えてくれます。
読むのが面倒な資料を要約
▲PDFファイルを解析する様子
長い文章や記事、会議の議事録などの内容を短くまとめてくれます。
時間がなく、多くの情報を効率的に把握したい時に便利です。
アイデア出しのお手伝いも
▲様々なアイディアを提案
新しい企画のアイデア、旅行のプラン、料理のレシピなど、アイデアが欲しい時に壁打ち相手になってくれます。
様々な角度からアドバイスをくれるので、非常に便利です。
AIチャットアプリを使う際の注意点
非常に便利なAIチャットアプリですが、利用する際にはいくつか注意すべき点があります。
安全かつ効果的に活用するために、以下の3つのポイントを心に留めておきましょう。
個人情報や機密情報の入力は避けること
AIチャットアプリとの対話内容は、サービス提供者によってモデルの改善などの目的で利用される可能性があります。
氏名、住所、電話番号、パスワード、会社の内部情報など、個人を特定できる情報や機密性の高い情報は絶対に入力しないようにしてください。
プライバシーに関わる情報の扱いは慎重に行いましょう。
著作権や倫理的な問題に配慮すること
AIが生成した文章や画像をそのまま利用する場合、著作権の問題が発生する可能性があります。
特に商用利用する際には十分な注意が必要です。
また、AIを悪用してフェイクニュースを拡散したり、他者を誹謗中傷したりするような使い方は許されません。
倫理観を持って利用することが重要です。
情報の正確性を鵜呑みにしないこと
AIは学習データに基づいて回答を生成しますが、その情報が常に最新かつ正確であるとは限りません。
時には、事実と異なる情報(ハルシネーションと呼ばれる現象)を生成してしまうこともあります。
特に重要な情報については、AIの回答を鵜呑みにせず、必ず複数の信頼できる情報源で裏付けを取るようにしましょう。
これらの注意点を理解した上で、AIチャットアプリを賢く活用していきましょう。
まとめ
この記事では、2025年最新のおすすめ無料AIチャットアプリ10選と、その使い方や注意点について解説しました。
AIチャットアプリは、ChatGPTをはじめとして、それぞれに特徴を持った多様なサービスが登場しています。
長文読解が得意なもの、LINEで手軽に使えるもの、画像生成機能が充実しているものなど、その種類は様々です。
今回紹介したアプリは、無料で始められるものがほとんどです。
まずは、この記事で紹介したアプリの中から、ご自身の目的や使い方に合いそうなものをいくつか試してみて、AIチャットの便利さや楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。