年齢とともに増える顔のシワ。
顔のシワの原因は加齢と思われがちですが、実はもっと気をつけなければいけない原因があるのを知っていますか?
「毎日のスキンケアでしっかりと肌ケアをしているのに、シワが改善されない。」
なんて悩みを持っている人は自分のシワの本当の原因に気づいていないだけかも。
シワの原因を知り、その原因に適したケアをすることがシワ改善の近道です。
そこで今回は、顔にシワができる原因をおさらいし、自分に足りないシワ改善法や予防法を部位別にご紹介していきます。
自分の顔のシワをチェック!
まずは自分の顔のシワをチェックしてみましょう。
自分はほうれい線が気になる、笑った時の目尻のシワが気になる、などと思っていても、実際に人からは「あの人、おでこのシワがすごい」なんて思われてるかもしれません。
それほど自分の肌を客観的に捉えることは難しいんです。
そこでおすすめなのが、無料で肌チェックができるアプリを使ってみること。
このアプリに搭載されている肌チェック機能では、シワはもちろん、シミ、キメ、くまを全てトータルでチェックすることができます。
さらに顔のポジションや明るさなども細かく感知してくれるのでとっても正確な結果を得ることができますよ。
▲アプリで肌チェックする様子
自分の肌年齢がすぐに分かるのは嬉しい機能です。
▲男性の肌にもしっかり対応
私も実際にアプリを使って肌チェックをしてみると、自分では全く気にしたことがなかった部位に細かいシワが感知されました…。
こんな細かいシワまで感知される衝撃と、こんな場所にシワがある…
というダブルの衝撃でしたが、客観的に自分の肌の状態を知れば、今後のお手入れに役立ちます。
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顔にシワができる原因は?
顔にシワができる原因は、主に3つに分けられます。
①毎日の習慣や表情のクセ
②加齢によるたるみ
③外的要因(乾燥・紫外線)
①毎日の習慣や表情のクセ
毎日何気なく繰り返している習慣や表情のクセが、のちに深く刻まれたシワの原因になります。
例えば
- まぶたを上げる時についおでこも動かしてしまう
- 食事の時にいつも同じ側の歯で咀嚼している
- 考え事をする時に眉間にシワを寄せる
- スマホの見すぎで目が常に疲れている
- いつも同じ横向きで寝る
こうした習慣は、まっさらな紙に毎日繰り返し何度も折り目をつけているのと同じ!
最初のうちはすぐ伸びますが、だんだん深く刻まれ戻らなくなります。
②加齢によるたるみ
年齢を重ねると、肌を支えるコラーゲンやエラスチンが減少、劣化します。
そのため肌のハリや弾力が低下し、皮膚がたるむことによりシワができてしまいます。
③外的要因(乾燥・紫外線)
肌が乾燥すると、肌のキメが乱れ、細かいシワの原因になります。
また紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、肌の内部まで入り込み、コラーゲンやエラスチンの減少を招きます。
そのため深いシワができやすくなってしまいます。
👉肌のキメが乱れる原因&キメを整えるポイントを徹底解説 もチェック
【部位別】シワを改善&予防する方法
一言にシワと言っても、シワはできる場所によって改善法や予防法が変わってきます。
シワができる部位別にケア方法をご紹介していきます。
おでこのシワ
おでこは紫外線や乾燥などの外的要因を受けやすく、また上下に動かすなど表情のクセが出やすい場所。
そのため細かいシワと深いシワができやすく、シワが入ることで一気に老けた印象になってしまいます。
①保湿&UVケアを念入りに行う
おでこは皮脂によるテカリを防ごうと、あぶら取り紙やティッシュなどで過剰に皮脂を取ってしまいがちです。
皮脂が少なくなると、バリア機能が失われ乾燥しやすくなります。
高保湿成分のヒアルロン酸やセラミドなどが配合されたスキンケアでしっかり保湿しましょう。
また紫外線が当たりやすい部位でもあるので、1年を通してUVケアをしましょう。
②シワ改善効果の高いアイテムを選ぶ
すでにできてしまったシワには、シワ改善効果が認められた有効成分配合のアイテムを取り入れましょう。
肌のターンオーバーを再生しコラーゲン生成を促すレチノールが配合されているアイテムがおすすめです。
③表情のクセに意識を向ける
表情をつくる時に、おでこを上下させていないか意識してみましょう。
まぶたを上げる時におでこの表情筋を使っている人もいるので、鏡の前で自分の表情のクセをチェックしてみましょう。
また『YouCamメイク』のスキンダイアリーを使って、日々の改善具合を記録してみましょう。モチベーションアップに繋がりますよ♪
しっかりスキンケアをしているのにシワ改善効果が見られない人は、特に要チェック!
眉間のシワ
眉間のシワは、何かものを真剣に考えたり、スマホをじっと見ている時に起こる表情のクセが原因です。ぐっと力が入っている分、深いシワの出やすい部分になります。
①表情のクセに意識を向ける
眉間にシワがある人は、知らず知らずのうちにつくってしまっている表情のクセが原因であることがほとんどです。表情のクセに意識を向けるとともに、家族や友人に「眉間にシワがよってたら教えてね~」と伝えておくのもいいですね♪
②シワ改善効果の高いアイテムを選ぶ
眉間の深いシワには、シワ改善効果の高い有効成分が配合されたアイテムを取り入れましょう。
また眉間はスキンケアを忘れがちな部位。化粧水でしっかり保湿することも忘れないで!
目元のシワ
目元は皮膚が薄くデリケートな部位にもかかわらず、アイメイクやクレンジングなどによる刺激が多く乾燥しやすい部位でもあります。
そのため、ちりめんジワと呼ばれる細かいシワができやすいのが特徴です。
またスマホの画面を長時間見ることで、
目が疲れる
↓
血行が悪くなる
↓
肌の代謝が低下
↓
シワ
と繋がります。
目元は特にシワができやすい部位なので、日頃から特に意識をして予防しましょう。
①刺激を与えない
目の周りの皮膚は2枚重ねティッシュの1枚分ぐらい薄いと言われています。
毎日アイメイクとクレンジングを繰り返すことでかなりの刺激を与えることになっています。
クレンジングの際は、目元専用のリムーバーを使い、優しく拭き取るようにしましょう。
②目元専用のアイテムを選ぶ
目元専用に作られたアイクリームや美容液を選びましょう。
一番力の入らない薬指で優しくトントンするようにしてつけるのがおすすめです。
③目の保養をする
スマホの見すぎに注意し、目が疲れないようにしましょう。
アイマスクなどで目の周りの血行を整えるのもGood!
ほうれい線・ゴルゴ線・マリオネットライン
ほうれい線・ゴルゴ線・マリオネットラインは、いわゆる加齢による表情筋の衰えや肌の弾力が低下することでできるたるみシワのことです。
主な原因は加齢ですが、毎日の何気ない習慣がさらにシワを深くさせていることも!
大きく入るシワだけにしっかりケアしたい部位です。
①保湿+肌のたるみ改善効果の高いアイテムを選ぶ
保湿はもちろんのこと、肌のたるみ改善効果の高いアイテムを取り入れましょう。
肌のハリや弾力のカギとなるコラーゲン、そのコラーゲン生成を促すビタミンC、高い保湿効果を持つヒアルロン酸などを含むアイテムがおすすめです。
また即効性を求めるのなら、美容液を取り入れましょう。
②表情のクセや毎日の習慣を見直す
毎日同じ側を下にして横向きで寝ていたり、食事の時にいつも同じ側の歯で咀嚼したり、顔の片方ばかりを使っていると、そちらばかりにクセがつきシワとなってしまいます。
毎日の習慣に意識を向け、すぐに見直しましょう。
③表情筋を鍛える
表情筋も筋肉です。
鍛えれば、筋力がアップし衰えにくくなります。
毎日「舌回し」10回、口を大きく動かしながら「あ・い・う・え・お」を言うだけの簡単なことでOKです。一度にたくさんやる必要はなく毎日続けることで、たるみシワ改善&予防効果になります。
④自己流のマッサージをやめる
たるみシワには適度なマッサージがいいと言われていますが…
それはあくまでも「正しい方法で行う」ということです。
強い力でグリグリ押したり間違ったマッサージを続けると、逆に肌にとって悪い刺激となり、たるみシワを深くしてしまう可能性があります。
マッサージは、「正しい方法」で行いましょう!
今さら聞けない!顔のシワに関するQ&A
顔のシワに関するよくある質問に答えていきます!
Q1.シワの美容液やクリームはどうやって塗る?
シワをのばして塗りこむのが効果的です。片方の指をチョキにしてシワをのばします。
その後、美容液やクリームを指になじませ、肌をこすらないようにして優しく塗りましょう。
Q2.目元も顔と同じ美容液やクリームでいい?
皮膚が薄くデリケートな目元は、目元専用のアイクリームや美容液を使いましょう。
顔全体の美容液を目元に使うと、刺激が強い場合もあるので気をつけましょう。
Q3.シワを目立たなくするメイクのポイントは?
クリームタイプのハイライトをプラスしましょう!
シワは溝=影になる部分なので、ハイライトで光りをあてて影を飛ばしてあげることで、シワが目立たない肌に仕上がります。
気になる部分に指でポンポンとのせるだけでOKなので、初心者にもおすすめ♪