パソコンやスマホでAIイラストを自動生成してみたいけど、たくさんあるサイトの中からどれを使用していいか迷ってしまいますよね。
ツールによっては初心者でも使用できるものから、こだわった上級者が使用するツールなど様々です。
▲YouCam画像編集ツールで生成したAIイラスト
最近ではAIでアニメキャラのイラスト画像を生成したり、オリジナルのアニメイラストや美女イラストを販売して収入を得ている人も増えています。
今回の記事では画像生成AIツールの中でも、『AIイラスト』の自動生成が得意なものを厳選して7選紹介します。
AIイラストが自動生成できるサイトおすすめ7選
1位:日本語プロンプトでAIイラストを自動生成『YouCam画像編集ツール』
▲『YouCam画像編集ツール』の操作画面
『YouCam画像編集ツール』は日本語のプロンプトに対応!
パソコンやスマホのブラウザでリアルなイラストが自動生成できるサイトです。
アニメや漫画など、25種類以上ものスタイルから選んでAIイラストを自動生成することが可能です。
▲アニメの美女もカンタンに生成できる!
作りたいイラストの特徴を日本語で入れるだけで、このように初心者でもサクッとAIイラストを作ることができます。
ポーズやシチュエーションなど細かく設定してプロンプトを入力するので、生成していてワクワクするツールです。
【長所】
- 人物のイラスト生成の精度がとても高い
- プロンプトに対して忠実なイラストが生成できる
- 操作がシンプルで使いやすい
【短所】
- ネガティブプロンプトの入力に対応していない
- アプリ版の一部機能がサイト版には搭載されていない
【料金プラン】
- 無料登録で5クレジットが付与される
【搭載されているAIイラストのスタイル】
2Dアニメ、3Dアニメ、コミック、ピクセル、モザイク、水彩画、レトロ、浮世絵など、28種類のスタイルを搭載
✅アプリでもっと楽しめる!
YouCam画像編集ツールでは物足りない人におすすめなアプリがAIアプリとして人気の「YouCam AI Pro」!
このアプリでもテキストから画像を生成する機能が搭載されていますが、さらに画像を違うタッチのイラストに変換できる機能も搭載されています。
▲AIイラストのスタイルだけをチェンジ!
また、このサイトのアプリ版である『YouCam AI Pro』もAIイラストの生成におすすめです。
生成したAIイラストのテイストを微調整する機能が豊富に搭載されています。
▲立ち絵の生成にも最適
例えば、AIイラストを拡張して後から立ち絵を生成することも可能です。
生成した画像の余白を拡張したいなんてときに使えるおすすめの機能です。
合わせて読みたい👉【無料】AI立ち絵を生成する方法!おすすめツール5選も紹介
2位:ChatGPT画像生成AIの「DALL-E3」
ChatGPTの画像生成は、Open AIの最新の画像生成モデル「DALL-E 3」が使われています。
英語で複雑なプロンプトを書くことなく、シンプルに日本語のプロンプトをチャット上に投げるだけなので手軽に画像生成を行うことができます。
【長所】
- チャット形式で簡単に画像生成を指示できるため、初心者でも直感的に使える
- 日本語で指示を出せるため、英語に不慣れな人でも安心して利用できる
【短所】
- 無料プランでは、生成可能な画像の数や解像度に制限がある(2024年11月現在では2枚まで生成可)
- 生成された画像の著作権はOpenAIに帰属する場合があるので商用利用を検討する際は利用規約の確認が必要
【料金プラン】
- 1日3回までは無料(2025年1月現在)
- Plus: $20/月
- Team: 年払いで$25/月 or 月払いで$30/月
- Enterprise: 要問い合わせ
【搭載されているAIイラストのスタイル】
- 写真のような写実的な画像、ファンタジー、二次元アニメ、絵画、抽象画など
3位:AIイラストをブラウザで生成『Artguru』
▲『Artguru』の操作画面
『Artguru』はテキスト・画像からのAIイラスト生成などができるAIイラスト自動生成サイトです。
AIイラスト作品をライブラリに保存できる機能も取り揃えてあり、イラスト作成のアイデア出しに使うのに最適です。
【長所】
- 他ユーザーのプロンプトを使える
- プロンプトを詳細に入力することで高精度なAIイラストが作成可能
【短所】
- プロンプト次第では衣服の模様など細部の再現があいまいなことがある
- 枚数が多いと生成に時間がかかる
【料金プラン】
- 1日8回までは無料
- クレジット8回を使い終えると課金する必要あり
【搭載されているAIイラストのスタイル】
- ゴッホ、ファンタジー3D、二次元アニメ、油絵、ジブリアニメ、スケッチなど
4位:二次元AIイラストを描くなら『AIピクターズ』
▲『AIピクターズ』の操作画面
『AIピクターズ』は、二次元イラストやAIグラビアアイドルの作成に特化した日本国内最大級のAIイラスト投稿サイトです。
AI小説やAIショート動画作品の投稿、AIイラストコンテストなども頻繁に開催されてます。
【長所】
- AIイラストのテイストが細かく設定可能
- 一日に50枚の画像を無料で生成することができる
【短所】
- 待ち人数によってはAIイラスト生成に1〜2分ほどの時間がかかる
- 初心者にとってはサイトの操作方法が分かりづらい
【料金プラン】
- 無料
【搭載されているイラストのスタイル】
- 二次元アニメ風、実写アニメ風、油絵風、中国画風など
5位:人気アニメ風のAIイラストが描ける『PixAI.Art(ピクスエイアート)』
▲『PixAI.Art』の操作画面
『PixAI.Art』は、ログインするとデイリークレジット分のAIイラストを1日最大6~7枚生成することが可能です。
ミッションに参加すればさらに多くのクレジットをもらえるなど、ゲーム感覚でAIイラストの自動生成が楽します。
【長所】
- 特定のアニメキャラクターが作れる
- イラストのラフスケッチを描ける
【短所】
- 独自のクレジット制度やミッションの参加方法が理解しにくい
- サイトの設立者が不明なため、セキュリティの面において不安
【料金プラン】
- 無料
【搭載されているイラストのスタイル】
- 合計15種類の二次元アニメテイストのスタイルが選べる
- 【LoRA】機能に実在の人気アニメをイメージした絵柄を多数搭載
6位:デザイナー顔負けツール『Canva』
Canvaは技術的な知識がなくても誰でも簡単に利用できるデザインツールです。
AI画像生成のプロセスも数ステップで完了し、手軽にオリジナルのAIイラストを作ることができます。
【長所】
- 日本語に対応している
- デザインの知識がなくてもテンプレートでおしゃれな画像が作成できる
【短所】
- 他のAI画像生成ツールに比べると、細かな部分までカスタマイズできる自由度は低い
- 画像比率の選択肢が少ない
【料金プラン】
- 無料プランでは月に一定数の無料クレジットが付与され、その範囲内で画像を生成できる
- 有料プランでは月ごとの制限なく、自由に画像を生成できる
【搭載されているAIイラストのスタイル】
- アニメ、水彩画、油絵、色鉛筆、リアル写真、スケッチなど
7位:シンプルな操作でAIイラストが生成できる『Fotor』
▲『Fotor』の操作画面
無料写真編集サイト『Fotor(フォター)』にも、AIイラストの自動生成機能が用意されています。
シンプルな操作性が魅力的で初心者でも気軽に利用することができます。
【長所】
- テキストと画像の両方からAIイラストを生成できる
- 初心者でも簡単に操作できる
【短所】
- 無料版だと広告が常に表示される
- 無料のクレジット回数が少ない
【料金プラン】
- 5回までは無料
- クレジットを5回を使い終えると課金する必要あり
【搭載されているイラストのスタイル】
- フォトグラフィー、コンセプトアート、漫画、3D、油彩画、アニメイラスト、線画、90年代アニメなど
AIイラストが自動生成できる無料アプリは?
ブラウザでなく、手軽にアプリでAIイラストの自動生成に挑戦したい人には『YouCam AI Pro』がおすすめです。
テキストと画像の両方から高品質なAIイラストを生成することが可能です。
▲アプリでAIイラストを生成する様子
イラストのスタイルを変えることのできるフィルターなども搭載されています。
▲フィルターでAIイラストのスタイルを変更
さらに【カスタム】を選択すると自分のプロンプトでフィルターのスタイルがカスタマイズできます。
▲自由なプロンプトでAIイラストを微調整!
例えば『金髪』と入力したプロンプトを使用することで、イラスト内のキャラクターが金髪になります。
この機能は他のアプリにはないので、様々なテイストのAIイラストを生成したい人はぜひ試してみてください。
AIイラストを無料サイトで自動生成する方法
ここではブラウザ上でイラストを作成する方法を紹介します。
今回は1位で紹介した『YouCam画像編集ツール』でAIイラストを自動生成する方法を解説します。
ステップ①サイトにログイン
▲【AI画像生成】機能のメイン画面
右上にあるログインアイコンをクリックし、メールアドレスとサイト用のパスワードを登録します。
ステップ②プロンプトを入力
▲AIイラストの生成画面
右上の空欄部分にプロンプトを入力します。
日本語のプロンプト入力でも問題なくAIイラストを生成することが可能です。
プロンプトを入力すると同時に、生成したいAIイラストのスタイルを選びます。
▲AIイラストのスタイル
「2Dアニメ」や「コミック」など、合計28種類のスタイルが用意されています。
ここでは、「2Dアニメ」を選択しました。
ステップ③AIイラストを自動生成
▲AIイラストが自動生成される様子
【生成】ボタンをクリックし、AI画像が自動生成されるのを待ちます。
1枚のAIイラストを生成するのに2クレジットが消費されます。
AIイラスト自動生成サイトを選ぶ際のポイント
AIイラストの生成サイトを選ぶときのポイントをここで解説します。
✅操作の簡単さとユーザーインターフェース
直感的に操作できるデザインであるかを確認しましょう。
初心者でも扱いやすいツールは、効率よく作品を作成できます。
✅生成できるイラストのクオリティ
アートスタイルやディテールの再現性が高いかを確認しましょう。
サンプル画像やユーザーレビューを参考にするのがおすすめです。
✅カスタマイズ機能の充実度
イラストのスタイル変更、色調補正、細かいパラメータ調整などのカスタマイズ機能が豊富かどうかをチェックしましょう。
✅対応する画像フォーマットと解像度
高解像度でエクスポートできるか、使用目的に合ったファイル形式で保存できるかを確認します。
✅利用料金とプラン
無料プランや試用版があるか、有料プランでは機能制限がないかを検討します。
必要に応じてコストパフォーマンスを比較しましょう。
✅著作権と商用利用可否
生成されたイラストの著作権がユーザーに帰属するか、商用利用が可能かを事前に確認することが重要です。
対応するAIモデルや機能 アニメ風、リアル風、手描き風など、複数のAIモデルを選択できるかもポイントです。
また、画像生成以外に文字入れや背景除去などの追加機能も評価しましょう。
✅生成スピードと処理能力
イラスト生成までの時間が短く、ストレスなく作業できるかを確認しましょう。
✅セキュリティとプライバシー対策
アップロードしたデータが安全に管理されるか、プライバシーポリシーを確認することも大切です。
理想のAIイラストを自動生成するコツ
自分のイメージに忠実なAIイラストを自動生成するためには、AIに適切なプロンプトを与えることが重要です。
プロンプト内の表現や単語の順番が少し異なるだけで、生成されるイラストも大きく変化します。
頭で思い描いたイラストと実際のAIイラストとの間に大きな差異がある場合は、下記の点を意識しながらプロンプトを入力すると改善されることがあります。
プロンプト入力でお悩みの方はぜひ活用してみてくださいね。
英語でプロンプトを記述してみる
多くのAIは日本語よりも英語に対してより正確に反応します。
プロンプトを入力する際に英語を使用することで、より理想に近いAIイラストを生成できます。
英語が苦手な人はGoogle翻訳やChatGPTなどを使ってみるのがおすすめです。
長文ではなく、それぞれの要素を「,」で区切って書いてみる
【例】
△「A girl wearing a yukata is eating cotton candy while walking on a festival day」
〇「A girl, wearing yukata, eating cotton candy, walking, festival day」
細部まで具体的に記述する
【例】
△「A girl, round blue eyes, wearing yukata」
〇「A girl, round blue eyes, wearing yukata, eating cotton candy, walking, Shinto gateway in background, Japanese shrine, festival day, sunny, high qualit」
特に強調したい要素を{ }で囲む
【例】
「A girl, round blue eyes, wearing yukata, eating cotton candy, walking, {Shinto gateway in background}, Japanese shrine, festival day, sunny, high quality」
まとめ
今回は2025年のビッグトレンド、ブラウザでできる「AIイラスト」が自動生成できるおすすめサイト7選と生成ツールに関する豆知識を紹介しました。
最近では、無料でもかなりの高機能コンテンツを備えたAIイラスト生成サイトが次々と登場しています。
ほとんどのAIイラスト生成ツールはアカウントにログインするだけで利用可能ですので、皆さんもぜひ自分だけの「名画」生成にチャレンジしてみてくださいね。
この記事の監修者
PERFECT株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。