SNSに写真を投稿するとき、「顔や車のナンバーなど、一部を見せたくない」と思ったことはありませんか?
そんなときに便利なのがモザイク加工。
スタンプやエフェクトの顔隠しとは違い、モザイクはしっかりと情報をぼかすことができるため、プライバシー保護の面でも安心できる方法です。
この記事では、アプリを使って写真に簡単かつ安全にモザイクをかける方法をわかりやすく解説します。
写真のモザイクのかけ方
まず、写真のモザイクをかけるには、モザイク加工に対応した写真加工アプリを使う必要があります。
中でも、『ユーカム(YouCam Perfect)』はモザイクを自動・手動の両方のやり方でかけることができ、モザイクの種類や密度の設定も簡単にできるので、初心者の方にもおすすめです。
▲写真のモザイクを自動でかけられる
このアプリでは、特定の人物の顔や背景にワンタップでモザイクをかけることができます。
写真をアップロードするだけで、AIが人物の位置を正確に認識し、モザイクをかけてくれます。
▲モザイクの種類を選べる
定番のドット状モザイクのほかにも、流行りのぼかしモザイクやハニカム柄モザイク、曇りガラス風のおしゃれなモザイクも用意されています。
元写真の雰囲気を保ったままプライバシー保護ができるので、InstagramなどのSNSに画像を投稿したい方にも最適です。
▲モザイクを手動でかけることも可能
また、モザイクペンで写真の一部をなぞることで手動でモザイクをかけることもできます。
車のナンバープレートや看板、書類の個人情報など、隠したい場所だけを選択してモザイク加工できます。
ここからは、実際にアプリ『ユーカム(YouCam Perfect)』でできる写真のモザイクのかけ方をご紹介します。
写真のモザイクを自動でかける方法
まずは、写真の人物にモザイクを自動でかける方法をご紹介します。
ステップ①写真を選択
▲アプリのトップ画面
アプリを開き、トップ画面から【写真編集】を選択します。
モザイクをかけたい写真を1枚選びます。
ステップ②モザイク機能を選択
▲【ぼかしモザイク】をタップ
アプリの編集画面から【ぼかしモザイク】をタップします。
ステップ③自動でモザイクがかかる
▲自動で写真にモザイクをかける様子
すると、写真の人物の顔に自動でモザイクがかかります。
このアプリでは、
- 顔
- 背景
- 人物全体
に自動でモザイクをかけることができます。
▲背景にモザイクをかけた様子
人物の認識に特化したAIがしっかりとモザイクの位置を判断してくれるので、簡単にモザイク加工ができます。
ステップ④モザイクを調整
▲モザイクの強度やぼかし具合を選べる
選択したモザイクのエフェクトをさらにタップすると、モザイクの強度(密度)やぼかし具合(濃さ)を調整することも可能です。
「絶対にバレたくない!」という人は、モザイクの密度を粗め、ぼかし具合を強めに設定しましょう。
写真のモザイクを手動でかける方法
次に、写真のモザイクを手動でかける方法をご紹介します。
人物以外の物撮り写真などにモザイクをかけたい際におすすめです。
ステップ①写真を選択
▲モザイクをかけたい写真
上のステップと同じ要領で写真を選び、【ぼかしモザイク】機能を選択します。
編集画面の下にある消しゴムのマークをタップします。
ステップ②モザイクをかけたい場所をなぞる
▲モザイクをかける場所をなぞる様子
ペン機能を使って、モザイクをかけたい箇所を指でなぞります。
なぞり終わったら、右下のチェックマークをタップし、先ほどの画面に戻ります。
ステップ③モザイクがかかる
▲文字にモザイクをかけた様子
すると、このように指定した部分にモザイクがかかります。
安全な写真のモザイクのかけ方
「写真のプライバシーを確実に守りたい」
「元画像を推測されにくいモザイク処理のやり方を知りたい」
という人は、以下の点に留意することでより安全性の高いモザイクをかけることができます。
安全なモザイクのかけ方①ぼかしではなくドット状のものを使う
▲安全性を重視するなら断然ドットモザイク
近年SNSでは、ぼかし(ブラー)風のモザイクを写真に入れることが流行っていますが、ぼかしモザイクはAIである程度の復元が可能なため、プライバシーの観点から見ると必ずしも安全とはいえません。
画像内の情報を確実に隠したい場合は、昔ながらのドット状モザイクの使用がおすすめです。
ドットモザイクはAIでも元画像の推測が難しく、安全性が高い加工方法とされています。
安全なモザイクのかけ方②密度を荒めに設定
▲モザイクの密度を調整する
モザイクの密度が細かすぎると、隠された人物の顔や文字が判別できてしまうことがあります。
写真にモザイク処理をする際は、モザイクの濃さを調整できる『ユーカム(YouCam Perfect)』などのツールを使い、判別ができないレベルまで強くかけるのが安全です。
安全なモザイクのかけ方③加工した写真を拡大縮小する
▲モザイクした写真をいろんな距離から確認
モザイク加工した写真は、いったん近距離・遠距離から確認してみるのが大切です。
上でも触れたように、モザイクの密度が細かいと近くから見るとちゃんとモザイクに見えるのに、遠くから見ると顔のパーツが見えてくるケースがあります。
安全なモザイクのかけ方④写真のコントラストを調整してみる
▲コントラスト次第ではモザイクが透けて見える
最後に、盲点なのが写真のコントラストです。
モザイク加工した写真でも、写真のコントラストや明るさを調整すると、目・鼻・口などの影がくっきり浮かび上がり、輪郭がすけてしまう場合があるので要注意です。
特に、ぼかし風モザイクの場合はコントラストによる違いが明瞭に出やすいので、モザイクを濃いめにかけ、写真のコントラストを低めに設定しておくのがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、写真のモザイクのかけ方について詳しくご紹介しました。
ニュースなどのテレビ番組でよく見かけるピクセル風のモザイク処理ですが、アプリを使えば誰でも簡単かつ安全に使うことができます。
ひと手間で、プライバシーをしっかり守ることができるので、ぜひ今回の内容を参考にして活用してみてください。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。