「写ルンです」やコンデジブームなど、今Z世代の間ではレトロな写真が人気を集めています。
そこで、今回の記事では、レトロ写真加工のやり方とおすすめアプリ5選をご紹介します。
▲アプリでレトロ加工した様子
後半では、簡単に実践できるレトロ加工の例も紹介しているので、ぜひ最後までご一読ください。
レトロ写真加工のやり方
簡単かつおしゃれに写真をレトロ加工するなら、ヴィンテージなフィルターが豊富なアプリ『ユーカム(YouCam Perfect)』がおすすめです。
チェキなどで撮影した時に写るライトリーク(光漏れ)を追加できる機能などもあり、ノーマルカメラで撮った写真を深みのあるレトロ写真に変えられます。
✅レトロ写真加工ができるフィルターが豊富
▲豊富なレトロ加工フィルター
このアプリでは、好きなフィルターをタップするだけで写真を簡単にレトロ風に加工できます。
- くすんだ色味がおしゃれな「フィルムカメラ」
- 昔懐かしい「ビデオテープ」
- モノクロで写真の味わいを出せる「影の時間」
- 流行りのコンデジ風に撮れる「Y2K」
など、数百種類のフィルターから選ぶことができます。
細かな調整をしなくても自動でレトロエフェクトがかかるので、写真加工初心者さんにもおすすめです。
✅レトロカメラ風の光漏れ加工もできる
▲光漏れを追加
また、撮影した写真にあとから光漏れや反射光、スクラッチ、二重露光などを追加することもできます。
プロがフィルムカメラで撮ったような写真の質感をスマホ1つで再現できますよ!
✅彩度やコントラストの調整も可能
▲おしゃれでレトロな青み写真が作れる
写真加工好きの人がうれしい調整機能も充実しています。
- 露光量
- コントラスト
- 明度
- シャドウ
- 彩度
- 色被り
- シャープ
- HSL
など、微妙に補正するだけでも写真の味わいがグンと変わります。
ここからは、実際にこのアプリで写真をレトロに加工するやり方をご紹介します。
ステップ①写真を選ぶ
▲アプリのトップ画面
アプリを開き、トップ画面から【写真編集】をタップします。
レトロに加工したい写真を1枚アップロードします。
ステップ②エフェクトを選択
▲【エフェクト】をタップ
まずは、下の編集メニューから【エフェクト】を選択します。
ステップ③好きなエフェクトを選ぶ
▲さまざまなレトロ加工エフェクト
気になるエフェクトをタップすると、写真が自動でレトロ風に加工されます。
操作画面にあるスライドバーを動かすと、フィルターの強度を調整することができます。
ステップ④オーバーレイを選択
▲光漏れを追加できる
オーバーレイ機能では、写真にライトリーク(光漏れ)やスクラッチ効果を付けることができます。
ライトリークだけでも様々な種類があるので、写真の雰囲気にあうものを選びましょう。
ステップ⑤保存
▲レトロ加工した写真を保存する
最後に、レトロ加工した写真を保存します。
▲完成したレトロ写真
スマホでもこんなに素敵なレトロ写真ができました!
レトロ写真の加工例
ここからは、アプリ『ユーカム(YouCam Perfect)』でできるレトロ写真の加工例をいくつかご紹介します。
加工前の画像も載せているので、雰囲気がどのように変わるか比較してみると面白いですよ。
光漏れでレトロに加工
▲光漏れを入れた様子
スマホで撮った写真に一瞬でレトロ感を出すなら、「光漏れ」をいれてみるのがおすすめです。
写真の色見に合わせた光漏れフィルターを選ぶと、自然な仕上がりになります。
<加工のやり方>
- 【編集】>【オーバーレイ】を開く
- 【ライトリーク】を選択
- すきなフィルターを適用
レトロフィルターをぼかし加工
▲レトロフィルターとぼかしの相性は抜群
写真に幻想的な雰囲気を取り入れたい場合は、フィルムカメラ風や白黒フィルターなど、好きなレトロフィルターにぼかし効果をつけると素敵な1枚に仕上がります。
料理や花など、特定の被写体に焦点を当てたい際は円形のぼかしを、夜景や海などの広い景色をロマンチックに見せたい場合は四角形のぼかしエフェクトを使うのがおすすめです。
<加工のやり方>
- 【編集】>【ツール】を選択
- 【ぼかし】を選択
- ぼかしの形を選ぶ
- ぼかしの位置を調整
- スライドバーでぼかしの濃度を調整
写真にレトロなスクラッチを追加
▲写真の質感をレトロにアレンジ
写真加工アプリを使えば、まるで長年アルバムに保管されていたような、キズやかすれのある古びた写真の質感を簡単に作ることができます。
スクラッチ(ひっかき傷)やフィルムのような粒子を重ねることで、リアルなレトロ感がぐっと増し、「昔の記憶を切り取ったような一枚」に仕上がります。
<加工のやり方>
- 【編集】>【オーバーレイ】を選択
- 【スクラッチ】を選択
- 好きなスクラッチを選ぶ
【無料】写真をレトロに加工できるアプリおすすめ5選
ここでは、写真をレトロに加工できるアプリおすすめ5選をご紹介します。
1位:豊富なレトロフィルターで写真を加工『ユーカム(YouCam Perfect)』
『ユーカム(YouCam Perfect)』は、フィルム風のフィルターや80年代風のY2Kフィルターなど、さまざまなレトロ加工を楽しめるアプリです。
ワンタッチで操作したい初心者の方から、細かく補正したい写真好きの方までどんな人でも満足のいくレトロ加工ができます。
AIを取り入れた自動補正機能も充実しているので、とてもスムーズに操作できます。
▲ユーカムでレトロ加工する様子
2位:写真をレトロカメラっぽく加工できる『KUNI Cam』
『KUNI Cam』は実際の富士フィルムやKodakのカメラの質感を再現できるレトロ加工アプリです。
フィルターを選択するだけでなく、撮影日の日付なども写真に後付けできるので、「なんのカメラで撮ったの?」と聞かれること間違いなしです。
フィルムカメラを買いたいけれど、なかなか手が出せないという方にもおすすめですよ。
▲KUNI Camでレトロ加工する様子
3位:レトロな質感を写真に添えられる『BeautyPlus』
『BeautyPlus』では、レトロな写真によくある粒子やフェード感を作れるフィルターが多く搭載されています。
撮影した自撮りをエモかわいく加工したい方やインスタに統一感を出したい方には、まさにぴったりのアプリです。
また、チェキ風のフレームなども用意されており、加工した写真をはめこむとさらにレトロ感を演出できます。
▲BeautyPlusでレトロ加工する様子
4位:撮影しながらレトロ加工ができる『Dazz』
『Dazz』は、まるでフィルムカメラやトイカメラで撮る感覚をスマホで体感できる写真加工アプリです。
好きなカメラのアイコンをタップするだけで、写真の色見や質感がそのカメラの雰囲気に変身します。
写真の個性をもっと引き出したい場合は、カラーフラッシュフィルターや魚眼レンズ、プリズムレンズなどを使うのもおすすめです。
▲DAZZでレトロ加工する様子
5位:スマホの写真をレトロ風に加工『PicsArt』
『PicsArt』では、他のアプリと同じように写真にレトロフィルターをかけられるだけでなく、「ペーパー」機能で写真を実際に紙っぽく加工することができます。
つるつるのフォト光沢紙風から、破けてしまいそうなステンシルペーパー風などのエフェクトで昔の写真をスキャンしたような加工を楽しめます。
他にもAIを搭載したユニークな機能で、面白い一枚を作成できます。
▲PicsArtでレトロ加工する様子
レトロ加工の魅力とは
レトロ加工には、ただ写真をヴィンテージに見せるだけではなく、その中にストーリーや感情を宿らせることができる点にあります。
以下、レトロ加工の魅力を詳しくご紹介します。
①日常を特別な一枚に変える
何気ない日常の風景でも、レトロ加工を施すことで映画のワンシーンのようなムードある写真になります。
例えば、コーヒーと本の写真、電車の窓からの景色などに色褪せたトーンや光のにじみなどを加えることで、どこか切なく詩的な印象になります。
②トレンド感を出せる
「トレンド」と聞くと、「レトロ」とかけ離れているかのように聞こえますが、今、Z世代の間では昭和や平成のカルチャーがリバイバルしています。
画質の荒いフィルムカメラ風やコンデジ風の写真の質感を「今」の写真に取り入れることで懐かしさとはまた少し違った新鮮さのある写真に仕上げることができます。
③インスタで統一感を出せる
レトロ加工は、インスタなどのSNSで投稿した画像に統一感をだしたい方にもおすすめです。
日常のご飯、旅行、ポートレートなど、ジャンルがバラバラの写真でも、レトロ加工をすることで一貫した雰囲気が出せます。
アプリでレトロ加工する場合は、フィルターを「お気に入り」に登録しておくと、毎回同じフィルターで写真を加工できて便利です。
まとめ
以上、今回の記事では、写真をレトロに加工するやり方とおすすめアプリ5選をご紹介しました。
レトロ写真加工アプリを使えば、フィルムカメラ風のざらつきや色褪せたトーン、光漏れエフェクトで、何気なく撮った日常の1枚を映画のワンシーンのように変えられます。
ぜひ今回紹介したアプリを参考に、あなたの写真をヴィンテージに加工してみてくださいね。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。