いよいよ8月、夏休みも後半に突入。
この時期から気になり始めるのが、宿題の存在ですよね。
何を隠そう筆者の私も学生の頃はもろ、夏休みが終わる5日前にやっと重い腰を上げて地獄を見ながら宿題をするタイプの人間でした。
でも、最近はなんと、生成AIが宿題を手伝ってくれちゃうんだとか!
この記事では、実際にAIで宿題をやってみた体験談とその感想を載せています。
後半では、個人的に使ってみてよかったAI宿題アプリ&サイトおすすめ5選も紹介しているので、ぜひ最後までご一読ください。
AIに宿題をさせてみた
今回、使ってみたのはAIで勉強をサポートしてくれるアプリ『YouCam AIチャット』です。
こちらはチャット形式のアプリですが、PDFや手書きのノートを写した写真なども読み込んでくれるらしく、宿題を解くのに使えそうだなと思いました。
▲AIに宿題を解いてもらう様子
ここでは、以下の英語の文章問題の答えをAIに添削してもらいつつ、このアプリの使い方をご紹介します。
▲AIに読み込ませる宿題の写真
実験のために、設問2、4はあえて間違った答えを書いてみました。
設問5は、内容はあっているものの、文法ミスのある答えを記入しています。
ステップ①アプリを開く
▲アプリのトップ画面
『YouCam AIチャット』アプリを開き、【メッセージをここに入力】とかかれた箇所をタップします。
ステップ②宿題の写真を追加
▲宿題の写真をアップロード
画面左にある画像のマークのアイコンをタップし、事前に用意した宿題のプリントの写真をアップロードします。
ステップ③指示文を入力
▲指示文を書いた様子
チャット画面に、AIへの指示文(プロンプト)を入力します。
ここでは、 「この英語の問題を読み込んで、それに対する答えを添削してください。
間違っている文法は、修正お願いします。」 と伝えました。
ステップ④AIが宿題を添削
▲AIが宿題を添削
メッセージを送信すると、AIがすぐさま先生のように宿題を添削してくれます。
プリントに手書きで書いた答えも、しっかりデータ化して読み込んでくれていますね。
▲間違えた回答を修正
あえて間違えた回答を書いた設問2、設問4もどこが間違っているのかを指摘しつつ、正しい答えを丁寧に教えてくれました。
▲文法ミスも教えてくれる
文法にミスがある設問5も、しっかりチェックしてくれました。
「feel」と現在形で書いた部分を「felt」に修正してくれています。
「もっと教えてください」と伝えると、さらに詳細な解説をしてくれます。
答えをそのまま丸写しするのではなく、ちゃんと考え方を学べるのがいいですね。
AIに宿題を添削してもらった感想
てっきり正しい答えを教えてくれるだけかと思いきや、「どこでつまずいているか」も明確に教えてくれた点が個人的に感動でした。
また、プリントの活字の部分はもちろん、手書きの文字の内容までしっかり把握しているのがすごいですよね。
今回は、試しに英語の宿題をやってもらいましたが、なかなか理屈がわからない数学の宿題などにも役立ちそうです。
▲【無料】AIが数学の問題を解いてくれるアプリおすすめ5選!使い方も紹介【2025年最新】
数学を解いてくれるAIに関しては、別の記事でも紹介しているので、ぜひそちらも合わせてチェックしてみてください。
【無料】AI宿題アプリ&サイトおすすめ5選【2025年最新】
ここからは、個人的に使いやすいと感じたAI宿題アプリ&サイトおすすめ5選をご紹介します。
1位:数学や英語などあらゆる宿題をスマホで解決『YouCam AIチャット 』(アプリ)
『YouCam AIチャット』は、宿題のPDF資料やプリントなどの画像を読み込んで、自動で問題を解いてくれるアプリです。
すでに書いた宿題の答えの添削や問題の解説、英語など外国語の翻訳、読書感想文のアイデア出しや校正まであらゆる宿題を手伝ってくれます。
手書きで書いた文字や途中までしか書いていない答えでも、きちんと読み取ってくれるので、ストレスフリーで使えますよ!
2位:理系の宿題専門のAI学習ツール『QANDA』(アプリ)
『QANDA』は、スマホだけでなくiPadなどのタブレットにも対応しているAI宿題アシスタントアプリです。
スマホのカメラで問題集や模擬試験の宿題の写真を撮ると、AIがリアルタイムで自動採点してくれます。
手書きで筆記できるメモ機能や動画解説機能、英単語クイズ機能なども搭載されており、学校や塾並みのクオリティの学習を自宅で楽しむことができます。
3位:AIが宿題を読み込んで回答してくれる『Decopy AI』(サイト)
『Decopy AI』は、宿題の問題を読み込ませるだけで、AIが自動的に答えと解説を提示してくれるWebサイトです。
アプリをいちいちダウンロードする必要がなく、思いついた瞬間に気軽に使えるのが魅力です。
論文の校正や要約もしてくれるので、パソコンをよく使う大学生の方にもおすすめですよ。
4位:5科目の問題をお助け『AI宿題へルパー』(サイト)
『AI宿題ヘルパー』は、国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に対応したWebツールです。
質問形式で入力すると、それに対してAIが適切なアドバイスやヒント、解説を返してくれます。
学校や塾の先生に質問する感覚で、24時間いつでもAIに分からない問題を聞くことができます。
5位:答えだけでなく解説も丁寧『AI宿題スキャナー』(アプリ)
『AI宿題スキャナー』は、選択式や短答式の質問の答えをさくっと解いてくれるAI宿題アプリです。
長文問題や作文の執筆などには不向きですが、理系の問題や英単語クイズなどの正解を知りたい際におすすめです。
スキマ時間や通学時間にスマホで勉強したい受験生の方は、ぜひダウンロードしておきたいアプリです。
宿題でAIを活用する例
ここからは、宿題でAIを活用できるシーンの例をいくつかご紹介します。
①読書感想文の構成をAIに書いてもらう
「読書感想文、何から書けばいいのか分からない…」
そんなときは、AIに本のタイトルや内容を伝えると、導入・本文・まとめといった流れにそって文章の構成を考えてくれます。
自分の感想を箇条書きで入れるだけでも、読みやすい文章にまとめてくれるので、苦手な人にこそおすすめです。
②数学の問題をAIに解いてもらう
数学の問題集にあるあるなのが、答えは載っているのに解説が不親切なパターン。
そんな時、AI宿題アプリに分からない問題を入力したり、ノートの写真をアップするとAIが答えだけでなく途中式まで説明してくれます。
「なんでこうなるの?」という疑問にも、ていねいに解説してくれるので、理解しながら学べるのが魅力です。
計算ミスに気づかせてくれたり、公式の使い方をおさらいできたりと、自学にもぴったりです。
③英語の宿題をAIに添削してもらう
英語の作文や英訳をAIに見せると、まちがっているところや、もっと自然な言い回しを教えてくれます。
どこをどう直すとよいか、ちゃんと理由もつけて説明してくれるので、復習や理解にもつながります。
ただ正解を出すだけじゃなく、自分のクセや弱点にも気づけるのがうれしいポイントです。
④自由研究のネタをAIに考えてもらう
「テーマが思いつかない」
「人と同じになりそうで不安」
自由研究のネタを考えるのは、なかなか大変ですよね。
宿題AIツールを使えば、好きなものや興味のあることから、それに合ったテーマをいくつも出してくれます。
さらに、準備するものや進め方までアドバイスしてくれるので、すぐに取りかかれるのも便利です。
宿題でAIを使うとバレる?
AIを使って宿題をすること自体は違反ではありませんが、「丸写し」や「提出目的の代行」になると先生にバレる可能性があります。
特に、文章の書き方が普段と明らかに違う場合や、難しすぎる内容になっている場合は要注意。
AIが出した答えにはまちがいもあるため、内容をよく確認して、自分の言葉に直すことが大切です。
あくまで「手助け」として使い、自分で考えることを忘れないようにしましょう。
まとめ
以上、今回の記事では、実際にAIを宿題で活用する方法とおすすめAI宿題アプリ&サイト5選をご紹介しました。
使い方によっては、作文の構成づくりや英語の添削、自由研究のテーマ探しなど、幅広い課題に役立ちます。
問題解決のヒントやインスピレーションとして取り入れることで、勉強がもっとスムーズで楽しいものになりますよ。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。