何を着ても似合わない…クローゼットはパンパンなのに、着たい服がない…
そんなふうに感じたことはありませんか? でも安心してください。
それはセンスがないからではなく、似合う服がないわけでもなく、自分に合うスタイルをまだ見つけられていないだけなんです。
▲どんな服が自分に似合うのか客観視
この記事では、なぜ服が似合わないと感じるのか、「服が似合わない原因の探し方」と、今からすぐ自宅で実践できる「似合う服の見つけ方」を解説します。
さらに、とっても便利な自宅で試せるバーチャル試着の活用アイデアも特別にご紹介します!

この記事で解説する「似合う服を見つける」簡単な手順です。
詳しいやり方は本文中で説明しています。
最後まで読み終わるころにはきっと、ファッションちょっと面白いかも…!と感じられるはずです💫
なぜ「服が似合わない」と感じてしまうのか?
まずは、服が似合わないと感じてしまう原因を整理してみましょう。
実は多くの場合、いくつかの明確な理由があります。
原因①:シルエットと体型のバランスが合っていない

オーバーサイズのトップス、タイトスカートなど服だけ見るとオシャレなのに、自分が着ると違和感が出る…
これは、服のシルエットと自分の体型のバランスが合っていない可能性があります。
たとえば、骨格がしっかりしている人がオーバーサイズを着ると着られている感が出たり、逆に華奢な人がタイトすぎる服を着ると貧相に見えてしまったり。
こういった「体型とシルエットの相性」をもっと深く知りたい方には、骨格診断という方法があります。
ストレート・ウェーブ・ナチュラルという3つのタイプに分けて、それぞれに似合う服を分析するものです。
【最新版】スカートが似合わない問題を解決!骨格別スカートの選び方を解説
原因②:色が顔映りと合っていない

「なんとなくしっくりこない」という感覚、実は色だけの問題なことも多いんです。
同じデザインの服でも、ベージュを着ると顔色が明るく見えるのに、グレーを着ると顔がくすんで見える…なんてこと、ありませんか?
これは、その色が自分の肌の色味と合っていないサインです。
似合う色・似合わない色というのは実際に存在していて、それを体系的に知る方法として「パーソナルカラー診断」というものがあります。
イエローベース・ブルーベース、そしてスプリング・サマー・オータム・ウィンターという4つのタイプに分類して、それぞれに似合う色を見つけていくものです。
原因③:顔立ち・雰囲気とテイストのギャップ

服単体ではかわいいのに、自分が着ると浮いて見える…そんな現象、ありますよね。
これは、顔立ちや雰囲気とファッションのテイストがマッチしていないことが原因かもしれません。
たとえば、甘めの丸顔さんがクールすぎるモード系の服を着ると違和感が出たり、逆にシャープな顔立ちの人がフリルたっぷりのガーリーな服を着ると、ちぐはぐな印象になったり。

実際、服の色や生地、素材が変わるだけでこんなに印象が変わります。
こういった「顔立ちと服のテイストの相性」をより詳しく知りたい方には、顔タイプ診断という方法があります。
フレッシュ・クール・エレガント・キュートなど、顔の印象に合わせた似合うテイストを分析するものです。
自分に似合う服がわからない!3つの診断で見つけるファッションのコツ
原因④:試着や写真で客観視する機会が少ない
鏡だけで見ていると、全体のバランスが分かりづらいことってありますよね。
自分を客観的に見るのは意外と難しいものです。
鏡越しに見る自分と、他人から見られている自分には、実は結構ギャップがあるんです。
だからこそ、写真を撮ったり、バーチャル試着を活用したりして、客観的な視点を取り入れることが大切。
後ほど、その具体的な方法もご紹介します!
今日からできる「似合う服」を見つける5つのステップ
では、ここからは実践編です。今日からすぐに始められる、似合う服を見つけるための5つのステップをご紹介します。
「服が似合わない…」と悩んでいる方は、是非記事を読みながら今一緒に試してみてください。
ステップ1:似合う気がする服を3枚選ぶ

まずは、今持っている服の中から、なんとなく褒められた服や、自分でもしっくりくる服を3枚ピックアップしてみましょう。
そして、その3枚の共通点を探してみてください。
色は?丈は?シルエットは?素材は?
「そういえば、似合うと思う服は全部ネイビーだ」「ウエストマークがあるものばかりだ」など、何か共通点が見えてくるはずです。
これが、あなたの似合う軸となる第一歩です。
ステップ2:苦手と感じる服も3枚選び、違いを比べる

次に、似合わないと感じる服も3枚出してみましょう。
そして、似合わないと感じる理由を言語化してみてください。
たとえば、「首元が詰まっている」「色が暗すぎ、濃いすぎる」「丈が中途半端で足が短く見える」など。
似合う服と似合わない服を比較することで、自分の得意・不得意がより明確になります。
ステップ3:全身写真を撮って客観視する

ここが重要なポイントで、鏡よりも写真の方が、他人目線に近い見え方になるんです。
正面だけでなく、横や斜めからも撮ってみると、自分では気づかなかったバランスの崩れが見えてきます。
「思っていたより腰の位置が下に見える」「トップスが膨張して見える」など、新しい発見があるはずです。
この写真を撮って客観視する習慣が、似合う服選びの大きな武器になります。
そして、もっと気軽に試したいなら、次の章でご紹介する「バーチャル試着」という方法もあります。
ステップ4:1つ得意シルエットを決める

次は、Aライン、ストレート、Iラインなど、まずは1つだけ「これが得意かも」というシルエットを決めてみましょう。
全部を完璧にしようとすると迷ってしまうので、まずは1パターンに絞って服を選ぶと失敗しづらくなります。
得意なシルエットが1つあるだけで、コーディネートの軸ができて、買い物もグッと楽になりますよ。
ステップ5:新しい服は色 or 形のどちらかだけ変える
新しい服に挑戦するとき、色もシルエットも両方一気に変えると、失敗しやすくなります。
たとえば、 いつものシルエット+新しい色、いつもの色+少しトレンド寄りのシルエットというように、どちらか片方だけを変えるのがコツです。
こうすることで、冒険しすぎずに、でも少しずつ新しいスタイルに挑戦できます。
似合う服探しをサポートするアプリ活用術
スマホアプリでコーデを試せるAI着せ替え
最近では、写真を使って服やテイスト違いのコーデをシミュレーションできるAIアプリが増えています。
店舗に行く必要がないので、人目を気にせず自分のペースで試せるのが大きなメリットです。
気になるテイストを片っ端から試して、似合う・似合わないを確認できるので、似合う服がないと感じる人には特におすすめです。
私自身も、自分に似合う雰囲気を探すときに、『YouCamメイク』の【AI試着】機能でコーデをバーチャル試着してみることがあります。
▲アプリで試着をして似合う服を探せる
使い方は簡単で、自分の顔写真をアプリに読み込んで、カジュアル・きれいめ・ガーリーなど、自分が試してみたい様々なファッションアイテムを自分の写真に着せ替えてみるだけです。
このテイストはいけるな!と新しい発見があったり、この形の服はいまいち似合わないな〜と確認したりするのに便利です。
もちろん最終的にはリアル試着がベストですが、その前の絞り込みツールとして活用するのもアリだと思います。
自分専用のファッションアドバイス
さらにこの『YouCamメイク』は、ファッションや美容に特化した【ビューティエージェント】を搭載しているので、ざっくりとパーソナルな相談をしても、有意義なアドバイスを返してくれます。
下のように、自分の全身写真を撮ってチャットに送ると…

「似合う服がない」と感じる人は、膨大なデータを分析したプロのAIコンシェルジュに相談してみると手っ取り早いかもしれません。
このアプリの使い方は、3つの診断で見つけるファッションのコツの記事で詳しく解説しているので併せてチェックしてみてくださいね!
ケース別:「服が似合わない」と感じる時の対処法
ここからは、よくあるお悩み別に、「似合う服がない」と感じてしまう時の具体的な対処法をご紹介します。
ケース1:何を着ても太って見える気がする
これは、ウエスト位置や縦ラインの意識が足りていない可能性があります。
たとえば、ウエストマークがある服や、縦のラインを強調するIラインシルエットを選ぶと、すっきり見えやすくなります。
また、トップスをインするだけで足が長く見えたり、視線が上に行って全体が引き締まって見えたりします。
バーチャル試着で、ウエスト位置の違いを見比べてみるのもおすすめです。同じような服でも、ウエストの位置が違うだけで印象がガラッと変わることに気づくはずです。
ケース2:シンプルな服を着ると地味になる

シンプルな服は着やすいけれど、地味に見えてしまうこともありますよね。
そんなときは、色・小物・髪型で少し盛ってみましょう。
たとえば、白Tシャツ×デニムでも、アクセサリーを足したり、ヘアアレンジを変えたりするだけで印象が変わります。
デザインのきいたバッグを合わせて持つのもおすすめです。
『YouCamメイク』では、「シンプルコーデ×メイク」「シンプルコーデ×髪型」も一緒にイメージできるので、全体のバランスを確認するのに便利です。
ケース3:トレンド服を買ってみたら似合わなかった
トレンド服は魅力的ですが、全身トレンドにすると、自分らしさが消えてしまうこともあります。
そんなときは、どこかをいつもの自分に残すのがコツです。
たとえば、トレンドのボトムスには、いつものトップスを合わせる。
または、トレンド要素を小物で取り入れるだけにする、など。
少しずつ取り入れることで、トレンドと自分らしさのバランスが取れたスタイルができあがります。
まとめ
「似合う服がない」と感じるのは、自分の似合う軸をまだ知らないだけです。
シルエット・色・テイストを少しずつ整理していけば、必ず自分に似合う服のスタイルが見つかります。
そして、その軸が見つかれば、服選びはぐっと楽になるし、もっと楽しくなります。
外で試着するのがハードルに感じるなら、
- 全身写真で客観視する
- アプリで自分の写真に着せ替えしてみる
- AIファッションコンシェルジュに相談する
といったゆるい一歩から始めてみてください。
無理に流行を追わなくても大丈夫。
大切なのは、「自分がしっくりくる服」を見つけていくプロセスを楽しむことです!
あなたに似合う服は必ずあるので、まずは今日からできることから、少しずつ試してみてくださいね。
この記事の監修者

パーフェクト株式会社 美容部
美容&ファッション業界に最先端のAIサービスを展開するパーフェクト株式会社の美容部員。トレンドのメイク・ヘアカラー・ネイルデザイン・パーソナルカラーなどについて幅広く発信。
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