最近、TikTokによく流れてくる坂本龍馬や夏目漱石の写真がリアルに動きだす動画。
すでに亡くなってしまった家族の写真や、昔の有名人の写真を動かす動画が流行っています。
「一体どうやって作ってるの?」 と思ったことありませんか?
一見難しいように思えますが、実は無料アプリで誰でも簡単に作成することができます。
そこで、今回の記事では昔の写真を動かす方法とおすすめアプリ3選をご紹介します。
昔の写真を動かすとは?
昔の写真を動かすとは、人工知能(AI)で写真を動画化する加工のことを指します。
このような加工では、さまざまな動画のデータ素材を学習したAIが、昔の写真に写った被写体の表情の変化や頭の動き、服や髪の揺れなどを細かく再現することで、あたかも実際に動いているかのように見せることができます。
昔の写真を動かすAIを使えば、歴史上の人物や家族の若い頃の写真にアニメーション効果を加えて、まるで過去にタイムスリップしたかのような動画を作成できます。
昔の写真を動かすアプリおすすめ3選
1位:昔の写真がいきいきと動きだす『YouCam Enhance』
『YouCam Enhance(ユーカムエンハンス)』では、画像を動画に変換する機能を使うことで、昔の写真の被写体を自分の思い通りに動かすことができます。
このアプリでは、テキストで動作を指定できるので、細かな表情や動作の再現が可能です。
また、AIで動かした昔の写真をさらに高画質化できるのも魅力です。
✅昔の写真をAIでリアルに動かせる
▲アプリで昔の写真を動かす様子
昔の写真を1枚アップロードし、希望の動作をテンプレートから選択するだけで、その写真の人物を動かすことができます。
また、日本語テキストで細かな動きを指定することもできるので、人間らしい複雑な動きも再現できます。
✅昔の写真を高画質化して動かせる
また、このアプリでは昔の写真を高画質化して、デジタルリマスター版の映像に変えることもできます。
古い写真の傷やノイズ、シミもきれいに消してくれます。
✅昔の写真を動かしてカラー映像に
昔の写真を動かして色付きの動画にすることも可能です。
昔の人物が本当に生き返ったかのような映像に仕上がります。
2位:昔の写真を動かしてセリフを吹き込める『DreamFace』
アプリ『DreamFace』では、昔の写真を動かせるだけでなく、その映像に音声を吹き込むことができます。
日本語や英語、中国語など好きなテキストのスクリプトを入力すると、昔の写真の人物がその言葉を読み上げます。
ほかにも、昔の偉人の写真などを2枚組み合わせてハグ動画を生成することも可能です。
3位:昔の写真を面白く動かすなら『Avatarify』
昔の写真を動かして、ミーム系の面白動画を作るなら『Avatarify』がおすすめです。
このアプリでは、昔の写真の人物をリップシンクさせて歌を歌わせることができます。
日本語には対応していませんが、直感的に使えるので初心者の人にもおすすめです。
昔の写真を動かす方法
ここからは、さっそくAIで昔の写真を動かす方法をご紹介します。
表情や動作、瞬きまで人物の動きをリアルに再現するなら『YouCam Enhance』という動画復元アプリがおすすめです。
昔の写真をアプリで動かしてみよう
昔の写真を動かす加工は、以下の方法で簡単にできます。
ぜひ、自分のお気に入りの偉人や家族の昔の写真でやってみてください。
ステップ①昔の写真を追加
アプリ『YouCam Enahnce』を開きます。
トップ画面下の【+】マークをタップし、昔の写真を追加します。
ステップ②AIカラー化を選択
まずは、白黒の昔の写真に色を付けるところからスタートです。
メニューから【AIカラー化】機能を選択します。
(初めからカラー写真の場合は、直接ステップ④に進みましょう。)
ステップ③カラー写真を保存
AIでカラー化した写真をいったん保存します。
ステップ④動画変換機能を開く
次に、【画像‐動画変換】機能を開きます。
【写真を追加】と書かれた箇所に色付けした昔の写真を1枚アップロードします。
ステップ⑤動作を指定
下のテンプレートから動作を選択します。
- ダンス
- ハグ
- 乾杯
- バンザイ
など、約20種類のテンプレートから好きな動きを指定できます。
「テンプレートの中に選択したい動作がない」
という場合は、日本語テキストで自分好みの動作を入力することも可能です。
動作を指定したら、あとは【生成】をタップしてしばらく待ちます。
ステップ⑥保存
再びトップ画面に戻り、【履歴】をタップすると生成した動画が表示されます。
昭和の坊主たちが、膝をたてながら楽しそうに笑い転げてますね。
思ったよりもリアルで、本当に今さっき撮影したかのような動画ができあがりました。
昔の写真を動かす加工の例
ここでは、昔の写真を動かす加工の例をご紹介します。
①白黒写真を動かしてみる
昔の写真を動かすAIを使えば、このように白黒やセピアの人物の写真を動画に変えられます。
祖父や祖母の昔の結婚写真を動かして、家族で楽しんでみてはいかがですか?
②子供の時の写真を動かす
自分の幼少期と若いときの母親の写真を動かすこともできます。
小さい時の記憶はないと思いますが、昔の写真を動かすことで温かい気持ちになりますね。
このように、色褪せた写真でもリアルにAIで動画にすることができます。
表情や動きも、まるで当時撮影したかのようにリアルに動画で表現されています。
今は亡き家族の写真や、押し入れの奥深くにしまい込んでいる昔の写真で、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
以上、今回の記事では昔の写真を動かす方法とおすすめアプリ3選をご紹介しました。
AIで写真を動画化するアプリを使うことで、昔の写真をいきいきと動かすことができます。
ほかにも、このブログではAI動画生成の技術を使ったさまざまな動画加工のアイデアを紹介しています。
ぜひ、ほかの記事も合わせてチェックしてみてくださいね。
この記事の監修者
パーフェクト株式会社 編集部
写真加工&画像編集アプリのエキスパート。盛れる自撮り加工や映える画像&動画編集についてのコンテンツをお届け。最新の流行から少しニッチな情報まで、幅広く発信していきます。